光回線とWiMAXはどちらも同じインターネットサービスですが、具体的に比較してみると実はいろいろと違う点があります。
そもそも光回線は光ファイバーケーブルを設置して、光信号で情報のやり取りをおこないますが、WiMAXはスマホなどのモバイル回線のように電波をつかって情報を送受信しています。
そのため同じインターネットサービスであっても通信速度や月額料金など、あらゆるところに違いがあるんです。もし単純にネットをつかって調べものをするくらいであれば、ハッキリ言ってどちらをつかっても大きな違いはありません。
ただし外出先でネットを利用したり、動画を視聴やオンラインゲームも楽しむなど、ほかにもインターネットの利用用途がある場合は条件によっておすすめのサービスが異なります。
そこで当記事では“光回線とWiMAXを要素ごとに比較”し、どちらのサービスがどういったかたにおすすめなのかをハッキリさせます!光回線とWiMAXの概要をはじめ、各サービスの特徴をまとめておきましたので、ぜひ参考にしてください。
- 光回線とWiMAXの違いについて
「インターネットに使用する回線が違う」 - 光回線を利用するメリット
「通信速度が速く安定している」 - 光回線を利用するデメリット
「開通には工事が必要になる」 - WiMAXを利用するメリット
「申し込みから最短即日で利用できる」 - WiMAXを利用するデメリット
「平均速度は光回線よりも遅い」
たしかにWiMAXとWi-Fiは名前が似ているので、勘違いしてしまうかたも多いです。今回はWiMAXとWi-Fiの違いについても解説しますので、ぜひ続きを読んでみてください。
光回線とは?

光回線とは光信号をつかったインターネットサービスで、スマホやパソコンで入力された情報を光に変換して、インターネットサーバーとデータの送受信をしています。
光回線は1つの家庭で1回線だけ導入するのが一般的で、電柱をつたっている光ファイバーケーブルを宅内に引き込み、ONU(回線終端装置)と呼ばれる通信機器を設置することでインターネット環境を構築します。
そのため基本的には宅内でしかインターネット利用することはできません。また、世間ではWi-Fiと呼称されることもありますが、Wi-FiとはWi-Fiルーターという通信機器から宅内に発信される電波の名称であり、厳密には光回線とは別ものです。
光回線でWi-Fiを利用したい場合はONUにWi-Fiルーターを接続し、Wi-Fiルーターから発せられる電波(Wi-Fi)にスマホやタブレットなどを接続します。
光回線は宅内に設置するインターネットサービスなので固定回線とも呼ばれ、現存する通信方法ではもっとも速度が速いのが特徴です。
WiMAXとは?

WiMAXはスマホと同じ、電波をつかったインターネットサービスです。WiMAXはマイクロ波を用いた通信方式を採用しており、スマホの3GやLTEと同じように配線なしで通信ができます。
WiMAXには「モバイルルーター型」「ホームルーター型」の2つのタイプがあるのが特徴で、ユーザーのニーズにあわせて使用するモデルを契約できるのが特徴です。
ちなみにモバイルルーター型を選択すれば自宅はもちろん、外出先でもインターネットができるため、友人とゲームを楽しんだりビジネスシーンで役立つ可能性もあります。
どちらのモデルもWi-Fiをつかってスマホやタブレットと接続するので、ユーザーの使用感としては一般的なホームルーターやモバイルルーターをつかっているのとほとんど変わりません。
ですのでWiMAXをご存じないかたは、WiMAX専用の高速回線がつかえるホームルーターやモバイルルーターを想像していただくのがイメージしやすいでしょう。
また、WiMAXには「WiMAX+2」「WiMAX+5G」といった後継サービスがありますが、主な違いは使用できる電波の種類です。そのため当記事では、総括してWiMAXとして解説を進めさせていただきます。
光回線とWiMAXの違い

光回線とWiMAXは根本的にインターネットへのアプローチが異なります。光回線は物理的な配線をつかって光信号でデータを送受信しているのに対し、WiMAXは電波でデータを送受信しているので、対応エリアやレスポンスは別ものです。
例えば光回線は光ファイバーケーブルをつかう必要があるため、インターネットが利用できる範囲は限定されていますが、電波妨害などを受けないため通信速度が速く安定しています。
一方でWiMAXはスマホのモバイル回線と同じ仕組みで、電波をつかって通信をおこなっているため、電波環境次第で通信速度は変化しますが、電波が届く範囲ならどこでも通信が可能です。
どちらも違った特徴をもっているため、一概にどちらがおすすめと決めることはできません。そのため、まずは自分のインターネットの用途を考えてから、どちらのサービスを利用するか決めましょう。
光回線とWiMAXの特徴を比較

光回線とWiMAXの特徴を一覧で比較してみました。契約する通信会社によってデータに違いはありますが、おおむね以下のような差があります。
比較表 | 光回線 | WiMAX |
---|---|---|
月額基本料金 | 戸建て:約5,000円 マンション:約4,000円 | 約4,000円〜5,000円 |
初期費用 | 約3,000円 | 約3,000円 |
開通工事費 | 基本的に無料 | なし |
端末代金 | 基本的に無料レンタル | 基本的に無料レンタル |
最大通信速度 | 1Gbps〜10Gbps | 2.7Gbps〜4.2Gbps |
平均通信速度 | 下り:350Mbps 上り:250Mbps | 下り:80Mbps 上り:15Mbps |
データ容量 | 基本的に無制限 | 基本的に無制限 |
持ち運び | 不可 | ホームルーター:不可 モバイルルーター:可能 |
対応エリア | 国内全域 | 国内全域 |
契約期間 | なし〜3年 | なし〜2年 |
解約違約金 | 0円〜5,000円 | 0円〜4,500円 |
基本的にキャンペーンがない状態であれば、光回線とWiMAXはどちらも同じくらいの値段で利用できます。ただし光回線には開通工事費、WiMAXには端末のレンタル代金がある場合もあるので注意しましょう。
通信速度については光ファイバーケーブルで物理的に通信が可能な光回線のほうが優れています。ただし光回線は持ち運びができないので、1つの契約で広範囲に利用したいならWiMAXのほうが優秀です。
契約期間の縛りや違約金については、おおむね同じような設定になっているのでそこまで大差はありませんが、気になる場合は契約期間や違約金がない通信会社を探すとよいでしょう。
光回線とWiMAXの料金を比較
光回線とWiMAXの料金を比較すると、以下のとおりです。
比較表 | 光回線 | WiMAX |
---|---|---|
月額基本料金 | 戸建て:約5,000円 マンション:約4,000円 | 約4,000円〜5,000円 |
初期費用 | 約3,000円 | 約3,000円 |
開通工事費 | 基本的に無料 | なし |
端末代金 | 基本的に無料レンタル | 基本的に無料レンタル |
WiMAXは提供している会社によって料金がやや異なりますが、基本的には月額4,500円ほどで利用可能です。一方で光回線は通信会社だけでなく、契約するタイプによっても料金が変動します。
アパートやマンションなどの集合住宅ではマンションタイプでの契約となり月額基本料金は4,000円前後、一戸建てにお住まいの場合は戸建てタイプで月額基本料金は5,000円前後です。
つまり光回線のマンションタイプがもっとも安く利用できる可能性があり、次にWiMAX、もっとも高くなるのが光回線の戸建てタイプといったイメージです。
また月額基本料金以外にも光回線であれば開通工事費、WiMAXであればルーターの購入代金といったものがありますが、ほとんどの場合でどちらも無料キャンペーンが適用されます。
そのため比較する要素としては、月額基本料金を中心に考えると良いでしょう。
光回線とWiMAXの通信速度を比較
光回線とWiMAXの通信速度を比較すると、以下のとおりです。
比較表 | 光回線 | WiMAX |
---|---|---|
最大通信速度 | 1Gbps〜10Gbps | 2.7Gbps〜4.2Gbps |
平均通信速度 | 下り:350Mbps 上り:250Mbps | 下り:80Mbps 上り:15Mbps |
データ容量 | 基本的に無制限 | 基本的に無制限 |
光回線とWiMAXの最大通信速度は、どちらも1Gbps以上と非常に高い数値ですが、実際にサービスをつかった際の平均通信速度では大きな差があります。
特に光回線の通信速度は優秀でダウンロード(下り)・アップロード(上り)のどちらでも、100Mbps以上の結果となっており、快適にインターネットがつかえることが伺えます。
一方でWiMAXの平均通信速度も結果としてはそこまで悪くありませんが、光回線と比較すると20%ほどの通信速度にとどまっているので、光回線ほどサクサクと通信はできません。
一般的にインターネットを快適につかうために必要な通信速度の指標は、ダウンロード速度で150Mbps、アップロード速度で100Mbpsと言われているので、光回線がいかに優秀かがわかります。
光回線とWiMAXの対応エリアを比較
光回線とWiMAXの対応エリアを比較すると、以下のとおりです。
比較表 | 光回線 | WiMAX |
---|---|---|
持ち運び | 不可 | ホームルーター:不可 モバイルルーター:可能 |
対応エリア | 国内全域 | 国内全域 |
光回線とWiMAXはどちらも日本国内のあらゆる場所で契約することができます。しかし光回線は設置場所でしかインターネットを利用することはできません。
一方でWiMAXのモバイルルーター型であれば、外出先に持ち出しをすることができ、電波を受信できる地域であればどこでもインターネットが利用できます。
特に外出先でインターネット環境が必要ない場合や、スマホのモバイル回線だけで十分というかたであれば、光回線を契約するのがおすすめすが、外出先でネット環境が必須なかたはWiMAXを選びましょう。
場所によってはフリーWi-Fiなどの便利なサービスもありますが、セキュリティ面が気になる場合はWiMAXが非常に役立ちます。
光回線とWiMAXの契約期間や解約金を比較
光回線とWiMAXの契約期間や解約金を比較すると、以下のとおりです。
比較表 | 光回線 | WiMAX |
---|---|---|
契約期間 | なし〜3年 | なし〜2年 |
解約違約金 | 0円〜5,000円 | 0円〜4,500円 |
光回線とWiMAXの契約期間は通信会社にもよりますが、最長でも3年契約です。しかし近年では法改正があったことで、契約期間を廃止しているところも増えてきています。
また、それにともなって解約時の違約金を大幅に減額したり、違約金も廃止するなど、いわゆる縛りについてはどちらも緩和されている状態です。
そのため光回線とWiMAXのサービスを選ぶにあたって、これらの縛りを深く気にする必要はありません。
ただし光回線とWiMAXのどちらも、通信会社によって設定している期間や金額は異なるので、不安なかたは気になるサービスだけでもチェックしておくと良いでしょう。
光回線を利用するメリット

WiMAXと比較した場合の光回線のメリットをまとめました。
【メリット①】通信速度が速い
光回線はなによりも通信速度の速さに優れたインターネットサービスです。WiMAXだけに限らず、ほかのインターネットサービスすべてと比較しても、圧倒的な通信速度を誇っています。
通信速度が速ければ最新のハイクオリティなオンラインゲームも快適に楽しめますし、複数人で同時にインターネットを利用してもパフォーマンスが下がりにくいです。
また時代が進むにつれて、あらゆるコンテンツのデータ容量は増えつつあります。膨大なデータ容量を最短でダウンロードするためには、光回線は欠かせません。
ほかにもスマホのアプリのアップデートが溜まっている場合や、タブレットやパソコンのOSアップデートに時間を取られるといった問題も解決できるでしょう。
【メリット②】回線が安定している
光回線は電柱などにつたっている光ファイバーケーブルをつかって、物理的にデータの送受信をおこなうため、インターネットが安定して利用できます。
例えばスマホのようなモバイル回線は、利用できる範囲こそ広いですが、場所や環境によっては電波がうまく受信できないので、通信が不安定になることも珍しくありません。
その点、光回線であれば物理的に光ファイバーケーブルが断線するなどのトラブルが発生しない限り、安定してインターネットをつかえるので便利です。
通信速度も速く接続も途切れにくいのは、光回線ならではのメリットと言えるでしょう。
【メリット③】データ容量に制限がない
光回線は基本的にデータ容量の制限がなく、どれだけインターネットを利用しても速度制限になることはありません。
スマホやモバイルルーターでは毎月のデータ容量が定められており、データ容量を超過してしまうと速度制限になってしまうので、データ残量を気にしてネットを使っているかたも多いでしょう。
しかし光回線をつかえばスマホだけでなく、パソコンやゲーム機もすべてデータ無制限で利用可能です。それでいて料金も一定額なので、使いすぎて高額請求になる心配も一切なし!
光回線をうまく利用すれば携帯料金のプランを下げることもできるので、結果として通信費の節約につながるケースもあります。
光回線を利用するデメリット

WiMAXと比較した場合の光回線のデメリットをまとめました。
【デメリット①】外出先ではつかえない
光回線は光ファイバーケーブルをつかう仕様上、外出先でインターネットを利用することはできません。
そもそも光信号に変換する機器であるONUや、Wi-Fiの電波を飛ばしているルーターも、物理的にLANケーブルで繋がっているのでネットに接続したまま外に持ち出すことが不可能です。
そのため外出先でインターネットをつかうとなると、WiMAXのようなモバイルルーターや、スマホといった電波をつかったモバイル回線が必要になります。
スマホのデータ容量だけで事足りる場合は良いとして、外出先でもガッツリとインターネットを使いたい場合は、WiMAXを検討しましょう。
【デメリット②】開通には工事と日数が必要
光回線を利用するためには開通工事が必要になるため、約2週間〜2ヶ月ほどの期間が必要となります。開通工事そのものは当日で完了するのですが、開通工事に着工するまでの期間が少々ながいので、急ぎの場合は注意が必要です。
開通工事の着工時期については通信会社の工事担当のスケジュール次第なので、運が良ければ2週間ほどで対応してもらえますし、逆に連休時期などになると2ヶ月以上待たされることもあります。
そのため光回線を導入したいと考えている場合は、なるべく早めに申し込みをするのが重要なポイントです。
【デメリット③】地域や物件によっては契約できない
光回線は光ファイバーケーブルが敷設できない範囲や、そのほか機材の設置が難しい建物では契約をすることができません。
光回線の仕様上、光ファイバーケーブルや通信機器の設置が必要になるので、それらの設置が困難な場合はサービスそのものの提供を受けられないことがあります。
しかし国内最大級のNTTが提供する光回線では人口カバー率96.9%を誇っているので、よほど人里離れた場所などでない限り、光回線が契約ができないといった可能性は低いです。
自分が使いたいと考えている光回線ではなくなってしまうかもしれませんが、どうしても光回線の導入ができない場合は、別会社の光回線を検討してみるのも1つの方法です。
WiMAXを利用するメリット

光回線と比較した場合のWiMAXのメリットをまとめました。
【メリット①】環境次第では光回線レベルに速い
WiMAXは理論上の最大通信速度が4.2Gbpsもあり、通信速度に優れたインターネットサービスです。
平均通信速度を比較すると光回線には劣ってしまいましたが、平地などの電波環境に優れた場所であれば光回線にも劣らない通信速度を利用することができます。
すくなくとも一般的なモバイルルーターよりも通信速度が速いという触れ込みではあるので、よほど膨大なデータ容量の通信に利用しない限り不便を感じることはないでしょう。
【メリット②】基本的にデータ容量の制限がない
実はWiMAXも光回線と同じようにデータ容量の制限はありません。スマホの接続はもちろん、パソコンやゲーム機を複数台接続しても、データ容量は使い放題です。
過去には日数ごとのデータ上限が設けられていましたが、2022年2月1日以降は上限が撤廃され、無制限でのデータ通信が可能となりました。
そのため自宅だけでなく外出先も含めて、好きなだけインターネットが利用できます。ただし過度なデータ通信をおこなった場合に限り、一時的に通信制限の対象となる場合があるので注意しましょう。
【メリット③】外出先でも利用できる
モバイルルーター型に限定されますが、WiMAXは外出先でもインターネットを利用することができます。
WiMAXのモバイルルーター型はバッテリーを搭載しており持ち運びが可能で、WiMAXやau回線に接続できる地域であれば、ネット接続が可能です。
WiMAXがあればセキュリティ面で不安のあるフリーWi-Fiをつかう必要もないですし、スマホのテザリングをつかう必要もありません。
外出先でありながら自宅のように好きなだけインターネットがつかえるので、場所を選ばずにインターネットを楽しみたいかたにおすすめのサービスです!
WiMAXを利用するデメリット

光回線と比較した場合のWiMAXのデメリットをまとめました。
【デメリット①】平均速度は光回線よりも遅い
WiMAXは最大通信速度の数値が優れていますが、スマホのモバイル回線と同じように、電波が不安定になるケースがあることから平均速度はやや遅めです。
根本的な仕組みがことなる光回線と比較するのはナンセンスかもしれませんが、実際に平均通信速度を比べてみるとWiMAXのほうがやや遅い結果となっています。
とはいえWiMAXでも十分快適にインターネットをつかえるレベルではあるので、通信速度に固執しないのであればWiMAXでも問題なく利用できるでしょう!
【デメリット②】環境によっては電波が不安定になる
WiMAXはスマホのモバイル回線と同じで、電波をつかって通信をおこなっているため、利用する環境によってはインターネット接続が不安定になることがあります。
例えば建物の地下であったり、高い建物が密集した場所など、その場の状況次第で通信が乱れることも。
そのためどこでも望んだ通信環境を利用できるというわけではありませんが、WiMAXの電波の品質は日々強化されているので、接続が悪くなるケースが減っているのも事実です。
【デメリット③】料金が複雑でわかりにくい場合がある
WiMAXを提供している通信会社によっては、料金内容が複雑になっている場合があります。というのもWiMAXはUQコミュニケーションズが母体となっているサービスで、複数の会社が独自のWiMAXを提供しています。
どの通信会社のWiMAXを選んでも通信品質は同じですが、オリジナルのキャンペーン要素を取り入れるなどしているため、料金部分が会社によって異なり複雑化している状態です。
もちろんすべてのWiMAXが複雑な料金内容となっているわけではありませんが、一見すると安く見えるサービスも、あとから料金が高くなるケースがあるので注意しましょう。
どういう人に光回線が必要?

光回線が必要な人の特徴をまとめてみました。以下の特徴に当てはまるかたは、光回線の導入を積極的に考えてみてください!
- 高画質な動画を毎日視聴する
- 仕事や学校でリモートが多い
- 防犯カメラや定点カメラを使う
- スマート家電を複数台利用している
- データ容量の多い資料を送受信する
- オンラインゲームを頻繁にプレイする
- 家族複数人が同時にネットを利用する
- 配信者で動画撮影や編集にネットを使う
- WiMAXの通信速度では満足できない
- WiMAXの電波が届きにくい場所に住んでいる
光回線はあらゆるシーンで活躍してくれるインターネットサービスです。もちろん1人で利用するのにも便利ですが、複数人で利用しても安定してインターネットがつかえます。
なによりハイクオリティな通信品質がいつでも利用でき、多用なシーンで役立ちます。例えば近年ではスマホやタブレットだけに限らず、スマート家電などもインターネット環境が必要になってきました。
自宅にある様々な機械をインターネットに接続する必要が出てきており、パフォーマンスの高いネット環境が求められています。
そんなときに光回線を契約していれば、安定して複数台の機械をインターネットに接続できますし、それにより生活の品質を大きく向上するでしょう。
総じて家族でインターネットを利用したり、インターネットに接続する機器を複数所持しているのであれば、光回線を利用するのがおすすめです。
光回線の契約先に迷ったらauひかりがおすすめ!
光回線を契約するといっても、光回線サービスには非常に多くの種類があります。もし自分がどのサービスを契約すればよいかわからない場合は、「auひかり」「OCN インターネット」のどちらかを選んでください。
auひかり | 内容 |
---|---|
運営会社 | KDDI株式会社 |
提供エリア | 日本全国 ※中部、関西、沖縄は戸建てタイプ提供外 |
月額料金 (戸建て) | ずっとギガ得プラン(3年) 1年目5,610円 2年目5,500円 3年目5,390円 ギガ得プラン(2年) 5,720円 ↓↓↓ auひかりの料金 |
月額料金 (マンション) | 4,180円 ※マンションによって設置されている機械が異なるため、 料金や最大通信速度にバラつきがあります。 |
高速通信プラン | 最大5Gbps →3年プランなら3年間無料で利用可能 最大10Gbps →3年プランなら月+858円で利用可能 ↓↓↓ auひかりの通信速度 |
最大通信速度 | 1Gbps〜10Gbps |
実質平均速度 | 下り:510Mbps 上り:526Mbps |
スマホ割 | au 毎月最大1.100円割引 UQモバイル 毎月最大1,100円割引 |
工事費 | マンション: 戸建て: → 実質無料 ↓↓↓ auひかりの工事費 |
契約期間 | ずっとギガ得プラン(3年) ギガ得プラン(2年) |
解約金 | 4,730円~16,500円 ※2022年7月以降に申し込んだ場合4,730円 ↓↓↓ auひかりの解約 |
撤去工事費 | ホームタイプ:31,680円 ※2022年7月以降に申し込みすると撤去は任意 |
キャッシュバック | 有 |
キャンペーン特典 | キャッシュバック 工事費相当額割引き au PAY残高チャージ ↓↓↓ auひかりのキャンペーン |
最大167,000円分キャッシュバック!
OCN インターネット | 内容 |
---|---|
運営会社 | NTTコミュニケーションズ |
提供エリア | 日本全国 |
最大速度 | 1Gbps or 10Gbps |
実質平均速度 (1ギガプラン) | 下り:295Mbps 上り:291Mbps ↓↓↓ OCN インターネットの通信速度 |
月額料金 (戸建て) | 1ギガ:5,720円 10ギガ:6,380円 |
月額料金 (マンション) | 1ギガ:4,400円 10ギガ:6,380円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
工事費用 | 22,000円 |
契約期間 | なし or 2年 |
契約解除料 | 1ギガ(戸建て):5,500円 1ギガ(マンション):4,180円 10ギガ:5,500円 ↓↓↓ OCN インターネットの解約金 |
キャッシュバック | 10ギガ:55,000円 ↓↓↓ OCN インターネットのキャンペーン |
公式サイト | OCN インターネット公式サイト |
auひかりとOCN インターネットは、どちらも通信速度に優れた光回線サービスです。もともと通信速度に長けている光回線のなかでも、特に速い速度を誇っているので、クオリティの高いネット環境が構築できます。
また、auひかりとOCN インターネットはそれぞれ違った会社の回線をつかっており、契約できるエリアにも違いがあります。
そのためauひかりが契約できない地域にお住まいの場合はOCN インターネットを契約し、OCN インターネットの契約が難しい場合はauひかりを検討するといったことも可能です。
離島や人里離れた地域ではどちらも契約できない可能性がありますが、NTT回線だけでも人口カバー率が96.9%に達しているので、ほとんどの場合は問題なく契約できるでしょう。
あらゆる光回線サービスの情報を集めている当サイトが自信をもっておすすめする2社なので、ぜひ信頼して使ってみてください!また、他社の情報も気になるかたは「光回線おすすめ比較ランキング」のページが参考になりますよ。
どういう人にWiMAXが必要?

WiMAXが必要な人の特徴をまとめてみました。以下の特徴に該当するかたは、WiMAXの契約も視野にいれてみると良いでしょう!
- 外出先でもネットを利用する
- フリーWi-Fiは使いたくない
- 出張や旅行先でネットを使いたい
- なるべく早く利用を開始したい
- データ容量の制限を気にしたくない
WiMAXはなんといってもモバイルルーター型が便利です。持ち運びができて外出先でもインターネットが利用できますし、電波が受信できるなら自宅でもつかえます。
一部郊外や山間部などでは電波が受信できないケースもありますが、人が集まるような地域では比較的安定した電波の受信も可能なので、日常使いで圏外になるケースは少ないでしょう。
また、WiMAXは申し込みから最短翌日には利用を開始することができます。光回線と比較して導入が非常に速いため、早めにネット環境が必要というかたはWiMAXの選択もありです。
さらにWiMAXはデータ容量に上限がないため、一般的なモバイルルーターと比較して、インターネットが気楽に利用できます。
データ容量に上限があると、どうしてもデータ残量が気になってしまいますが、WiMAXであれば光回線と同じようにガッツリと通信をしても問題ありません。
自宅だけにとどまらず、出先でもタップリとインターネットを使いたいと考えているかたは、WiMAXを導入してみてはいかがでしょうか!
WiMAXの契約先に迷ったら5G CONNECTがおすすめ!
WiMAXの契約先に迷っているかたは、「5G CONNECT」をおすすめします。WiMAXのなかでもリーズナブルかつ、シンプルな料金となっているので、WiMAX初心者には最適のサービスです。
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | 株式会社FREEDiVE |
提供エリア | 日本全国 |
月額基本料金 | 4,800円 |
プラスエリア料 | 1,100円/月 |
最大通信速度 | 4.2Gbps |
実質平均速度 | 下り:102Mbps 上り:18Mbps |
事務手数料 | 3,300円 |
機種代金 | 無料 |
最低利用期間 | 3ヶ月 |
契約期間 | なし or 2年 |
解約金 | 最大4,500円 |
キャッシュバック | なし |
その他割引き | なし |
5G CONNECTは自社でモバイルルーター事業などをおこなっている、株式会社FREEDIVEが提供するWiMAXです。
5G CONNECTでは約20,000円ほどする機種代金を無料で提供しており、初期費用はたったの3,300円で契約ができるため、誰でも気軽にWiMAXが利用できます。
また、5G CONNECTでは3ヶ月まとめて支払いを利用すると、3ヶ月目の料金が無料になるサービスを実施しており、常にまとめて支払いにしておけば、なんと年間で4ヶ月分もの通信料金が無料に!
さらに5G CONNECTでは数少ないWiMAXのお試し利用も実施しており、30日間無料でWiMAXをつかうこともできます。契約前に電波の状態などをチェックできるので、はじめてWiMAXをつかうなら5G CONNECTは外せません!
こんなにお得なWiMAXはほかにありません!もし他のWiMAXも気になるというかたがいれば、「WiMAXおすすめ人気比較ランキング」をチェックしていただければ、違いがすぐにわかりますよ!
光回線とWiMAXの比較についてよくある質問
光回線とWiMAXの比較に関して、よくある質問をまとめておきました。基本的なことが中心となっている内容ですが、各サービスをより詳しく知ることができますので、ぜひチェックしてみてください。
- 光回線とWiMAXはなにが違うのでしょうか?
-
インターネット通信に使う回線をはじめ、あらゆる点が異なります。
光回線はインターネット通信をおこなうにあたって光を用いますが、WiMAXは独自で展開しているWiMAX用の回線を使用します。
WiMAXの回線はスマホなどで使われているモバイル回線に近い形式のもので、場所によって電波が入りやすい場合と入りにくい場合があります。
WiMAXは電波が不安定になることもありますが持ち運びが可能なサービスで、光回線は安定したネット環境が利用できますが持ち運びには対応していません。
- 光回線とWiMAXはどちらがおすすめですか?
-
ユーザーの利用シーンに応じて、おすすめのサービスは異なります。
例えば自宅で腰を据えてガッツリとインターネットを楽しみたいのであれば光回線のほうがおすすめですし、外出先でもネット環境が必要であればWiMAXがおすすめです。
仮に外出先はスマホの回線だけで十分ということであれば、自宅のネット環境については光回線を契約したほうが良いでしょう。
- 光回線からWiMAXに乗り換えはできますか?
-
連携しているサービスではないため、両サービス間での乗り換えはありません。
光回線とWiMAXはそれぞれ独立しているインターネットサービスです。そのため各サービス間において、乗り換えをすることはできません。
もしサービスを変更したい場合は、いま契約しているサービスを解約して、あらたに希望するサービスを契約するようにしましょう。
まとめ:光回線とWiMAXはニーズにあわせて使い分けよう!

光回線とWiMAXはそれぞれ独自のアプローチでインターネットへ接続するサービスです。そのため通信品質や月額料金など、あらゆる要素に違いがあります。
単純にインターネットが導入したいだけなら、どちらのサービスを選んでも構いませんが、もしインターネットをつかう目的がハッキリしているなら自分の環境にあったサービスを選びましょう。
例えば家族複数人でインターネットをつかったり、オンラインゲームや動画視聴を楽しみたいと考えているなら、通信品質の高い光回線を選ぶのがおすすめです。
一方で自宅だけに限らず外出先でもインターネットをつかって、調べものや資料データの送受信などをおこないたいと考えるなら、WiMAXのように持ち運べるタイプのサービスが良いでしょう。
どちらのサービスにもそれぞれ違った魅力があるため、まずは利用者の目的をハッキリさせておくことが重要です。もし気になるサービスがあるようでしたら、迷わず使ってみてください!