自宅やコワーキングスペースなどオフィス外で勤務するテレワーク。
場所に縛られずに働けることから、導入する企業割合も高まっています。
これからテレワークを行う予定の方は、スムーズに業務に取り組むためにもWiFi環境を整える必要がありますが、果たしてどのサービスが良いのか悩みますよね。
結論からお伝えすると、工事不要かつ無制限で使えて、37,000円のキャッシュバックが受けられるBroad WiMAXがおすすめです。
本記事ではテレワークにおすすめのWiFiをランキング形式で紹介します。
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テレワークに必要なインターネット環境とは
テレワークのWiFiを契約する前に、まずはテレワークに必要なインターネット環境について知っておくことが大切です。
テレワークに必要なインターネット環境は、働き方や業務内容により異なりますが、次のようなポイントを確認しておきましょう。
・通信速度/安定性
・セキュリティ
・データ通信量
具体的にどのようなポイントを意識すれば良いのか解説していきます。
通信速度・安定性
ストレスなくテレワークを行う上で欠かせないのが、通信速度の速さです。
テレワークではコンテンツのダウンロードやオンライン会議など、データ量の大きな作業にあたる場面も多いです。
実際、オンライン会議ツールとして使われることの多いZoomでは、環境に左右されず安定した通信を実現するためには、最低でも3Mbps以上、可能であれば10〜30Mbpsほどあると安心だと言われています。
こうした速度に達していなくても会議には参加できますが、通信速度が不十分なことによるフリーズで参加者に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
各WiFi提供サービスでは公式サイト内で最高速度を記載しているものの、最高速度が実際に出ることはほぼありません。
実際にどのくらいの速度が出るのかは「みんなのネット回線速度」の実測値を参考にするのがおすすめです。
また、WiFiによっては利用者の多くなるお昼の時間帯や夜間に速度が落ちる回線もあります。
そうした時間も快適に業務を行えるよう、通信の安定性についても確認しておきたいですね。
セキュリティ
テレワークでは、業務に関する重要事項を取り扱うこともあるでしょう。
基本的に個人で契約するWiFiは、データの暗号化設定が行えるようになっていますが、情報漏洩に不安を感じる場合にはセキュリティオプションの有無も確認しておきましょう。
テレワークでは自宅を出てカフェなどでフリーWiFiを使って作業することもできますが、情報漏洩のリスクがあることを理解しておく必要があります。
データ通信量
テレワークで使用するデータ通信量は、使用するコンテンツや勤務時間により異なります。
テレワークで使用する機会の多いツールに関して、1GBでどれくらいのやりとりができるのかまとめました。
| 使用ツール | 使用可能な量 |
|---|---|
| サイト閲覧 | 約3,300ページ (1ページあたり300KBとして計算) |
| メールの送受信 | 約2,000通 (1通あたり500KBとして計算) |
| LINE | 音声通話:40時間 ビデオ通話:3時間 |
| YouTube動画視聴 | 約1.5時間 (HD高画質720Pで、1分あたり12MBとして計算) |
| Zoomでの通話 | カメラあり:約1時間〜2時間 カメラなし:約2時間〜3時間 |
| 地図アプリ | 約1,000回 (1MB程度で10分) |
総務省「携帯電話ポータルサイト」
一般的に、メールの送受信程度であれば1GBで約2,000通やりとりできると言われています。
しかしテレワークでは、オンライン会議やファイルの送受信といった業務にあたる場面も多く、使用するデータ通信量が多くなりがちです。
ビデオ通話を行った場合には、約2時間〜3時間で1GB消費してしまいます。
仮に1日2時間のビデオ通話を2本、20日行っただけでも40GBとなってしまうのです。
余計な追加料金を支払わなくても良いように、テレワークではデータ無制限のWiFiを選んでおくと安心です。
テレワークで使えるWiFiの種類
テレワークで使えるWiFiには、ホームルーター、ポケット型WiFi、光回線の3種類があります。
これら3種類のWiFiには次のようなメリット・デメリットがあるため、主なテレワークの場所や使用時間、予算などから総合的に判断した上で選択する必要があります。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| ホームルーター | ・工事不要ですぐに導入できる ・複数台接続でも快適 ・初期費用が安い ・転居しても使える ・データ無制限プランが充実 | ・屋外で使えない ・光回線と比べると速度が劣る ・設置場所により速度にムラがある |
| ポケット型WiFi | ・持ち運び可能で屋外でも使える ・低容量プランが充実 ・工事不要ですぐに導入できる ・転居しても使える ・初期費用が安い | ・速度が遅い ・データ使用量によって通信制限を受ける ・充電が切れると使えない |
| 光回線 | ・速度が速い ・通信が安定している ・データ無制限で使える ・スマホセット割が充実 ・複数台接続でも快適 | ・開通工事が必要ですぐに使えない ・初期費用がかかる ・月額料金が高い |
光回線は通信速度が優れておりテレワークにも適していますが、工事に1ヶ月ほど時間を要するほか、賃貸物件では許可が下りず導入できない可能性があります。
1日でも早くテレワークの環境を整えたい方には、最短で翌日から使えるホームルーターまたはポケット型WiFiの利用がおすすめです。
特にホームルーターはポケット型WiFiと比べると速度が速く、データ無制限で使えるプランも充実しているため、テレワークのWiFiに適しています。
以下では自宅で使えるWiFiであるホームルーター、ポケット型WiFi、光回線について、特徴やどんな人におすすめなのかをまとめました。
ホームルーター
ホームルーターは専用端末を自宅のコンセントに差し込むだけで使えるWiFiです。
回線工事不要なので、アパートやマンションなど工事の難しい賃貸物件でも導入しやすいWiFiです。
工事費がかからない分、光回線と比べて初期費用や導入にかかる時間が少ないのも嬉しいポイント。
早ければ申込翌日から利用できるため、なるべく早くテレワークのためのインターネット環境を整えたいと考えている方にも適しています。
手軽に導入可能なWiFiですが、無制限プランが充実しているため、データ消費量の大きいウェブ会議の利用頻度が高い方にもおすすめです。
ただし、同じサービスでも利用するエリアによって速度にムラがあるため、使用場所の通信速度がどれくらいになるのか事前に確認しておく必要があります。
ポケット型Wi-Fi
ポケット型WiFiは、手のひらほどの小型サイズの端末を用いてインターネットに接続する方法です。
スマホと同様に端末自体が電波を受信するため、屋外へ持ち運びできるのが最大の特徴です。
そのため、自宅ではなくカフェやコワーキングスペースで仕事をする機会の多い方におすすめのWiFiです。
ポケット型WiFiは、無制限プランはもちろん低容量プランも充実しているのが特徴です。
テレワーク以外であまりWiFiを利用する機会のない方や、料金負担を最小限に抑えたい方にも適しています。
またポケット型WiFiは、ホームルーターと同様に端末さえ手元に届けば、工事不要で使えます。
屋内外問わず自由にWiFi接続が可能で、引越しの際にも面倒な手続きを行う必要がないため、転居を控えている場合でも安心して利用できます。
ただし光回線やホームルーターと比べると速度が遅い点や、充電が切れると使えなくなる点に注意が必要です。
光回線
光回線は部屋に直接インターネット回線を引き込んで使用する固定回線です。
室内に回線を引き込むため、安定した高速通信が手に入ります。
混雑する時間帯に速度が遅くなるといったこともないため、在宅勤務がメインで速度を重視したい方におすすめのWiFiです。
光回線は複数端末を接続しても速度が落ちづらいので、テレワーク中に他の家族がインターネットを使っていても、快適に仕事をすることができます。
ただし、光回線では回線開通工事を行わなければなりません。
回線が使えるようになるまで1〜2ヶ月ほど要する点や、賃貸では導入ができない可能性がある点に注意が必要です。
テレワークにおすすめの工事不要WiFiランキング
結論からお伝えすると、テレワークのWiFiには工事不要のホームルーターの利用がおすすめです。
ホームルーターは光回線より導入が簡単で、ポケット型WiFiより速度面で安定しているためです。
特にBroad WiMAXは、37,000円のキャッシュバックや他社からの乗り換えで40,000円の還元など特典が充実しており注目のサービスです。
その他、テレワークにおすすめの工事不要WiFiをランキング形式で紹介します。
| 1位|Broad WiMAX | 2位|カシモ WiMAX | 3位|モバレコAir | 4位|GMOとくとくBB WiMAX | 5位|ドコモhome5G | 6位|Wi-Fi革命セット | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | ・初月:0円 ・1ヶ月目〜:4,708円 | ・初月:1,408円 ・1ヶ月目〜:4,818円 | ・1ヶ月目:1,320円 ・2〜12ヶ月目:3,080円 ・13〜36ヶ月目:4,180円 | ・初月:1,375円 ・1ヶ月目〜:4,807円 | 5,280円 | ・初月:770円 ・2〜36ヶ月目:3,850円 ・37ヶ月目〜:7,568円 |
| 通信速度 | 下り:107.4Mbps 上り:18.47Mbps ※Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 下り:103.11Mbps 上り:19.32Mbps ※Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 下り:131.65Mbps 上り:11.9Mbps | 下り:186.54Mbps 上り:15.77Mbps | 下り:181.22Mbps 上り:18.17Mbps | 下り:93Mbps 上り:9Mbps |
| その他キャンペーン | ・37,000円キャッシュバック ・乗り換え時の違約金を最大40,000円負担 ・2台目契約で5,000円キャッシュバック | ・au/UQモバイルのスマホとセットで最大1,100円割引 | ・29,200円キャッシュバック ・3年目まで月額料金割引 ・ソフトバンクのスマホ料金が月額最大1,650円割引 | ・乗り換え時の違約金を最大40,000円負担 ・違約金無料で光回線へ切り替え ・お友達紹介で5,000円分のAmazonギフトカードプレゼント ・au/UQモバイルのスマホとセットで最大1,100円割引 | ・15,000円分dポイント還元 ・乗り換えで最大22,000円分dポイント還元 ・ドコモのスマホ料金が月額最大1,210円割引 | ・40,000円キャッシュバック ・乗り換えで最大10万円還元 ・3年目まで月額料金割引 |
ランキングには6つのサービスをピックアップしました。
月額料金や速度だけでなく、KDDIグループのUQコミュニケーションズ株式会社によるWiMAX、ソフトバンクAirの回線を利用するモバレコAirなど、サービスごとに端末や回線も異なります。
今回、通信速度はみんなのネット回線速度の実測値を記載していますが、WiMAXについては同じ端末・回線を使用するため速度は同じになります。
ここからは各サービスの特徴やどのような人におすすめか紹介します。
Broad WiMAX

| 月額料金 | ・初月:0円 ・1ヶ月目〜:4,708円 |
| 通信速度 | 下り:107.4Mbps 上り:18.47Mbps ※Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
| 主なキャンペーン | ・37,000円キャッシュバック ・乗り換え時の違約金を最大40,000円負担 ・2台目契約で5,000円キャッシュバック |
Broad WiMAXは、WiMAX+5Gサービスを提供する15社の中でも最安級の料金プランで契約できるサービスです。
月額料金初月無料、端末代実質0円といった特典もあるため、キャンペーンによる安さを重視したい方におすすめのWiFiです。
さらに、指定オプションを付けて登録すると37,000のキャッシュバックが受けられます。
WiFiの契約となると料金プランが複雑なイメージを持っている方もいらっしゃると思いますが、Broad WiMAXは無制限プランのみというシンプルかつ明瞭な料金体系が特徴です。
必要に応じてサポートなどのオプションを付けられるため、無駄のない契約ができるのが嬉しいですね。
37,000円キャッシュバック
カシモ WiMAX

| 月額料金 | ・初月:1,408円 ・2ヶ月目以降:4,818円 |
| 通信速度 | 下り:103.11Mbps 上り:19.32Mbps ※Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
| 主なキャンペーン | ・au/UQモバイルの月額料金が最大1,100円割引 |
キャッシュバックや特典よりも、月額料金の安さにこだわりたい方におすすめなのがカシモ WiMAXです。
高額キャッシュバックは魅力的ですが、受け取り条件としてオプションへの加入や申請手続きがあり、すべてクリアしなければ特典を受けられません。
キャッシュバックが魅力的なサービスに登録しても、受け取れなかったのでは意味がないですよね。
カシモ WiMAXにはキャッシュバック特典はありませんが、月額料金は2ヶ月目以降一定となっていてお得が長く続きます。
面倒な手続きやオプションへの加入なく安く使えるWiFiを探している方におすすめのサービスです。
シンプルな安さが魅力
モバレコAir

| 月額料金 | ・1ヶ月目:1,320円 ・2〜12ヶ月目:3,080円 ・13〜36ヶ月目:4,180円 |
| 通信速度 | 下り:131.65Mbps 上り:11.9Mbps |
| 主なキャンペーン | ・29,200円キャッシュバック ・3年目まで月額料金割引 ・ソフトバンクのスマホ料金が月額最大1,650円割引 |
モバレコエアーは、ソフトバンク株式会社と株式会社グッド・ラックがコラボ運営しているホームルーターブランドです。
ソフトバンクとの共同運営であるため、端末は速度の安定性に定評のあるSoftBank Airを使用します。
SoftBank Airの通信速度は使用する環境にもよりますが、モバレコエアーでは下り最大2.7Gbpsでの接続が可能ですので、通信速度にもある程度こだわりたい方におすすめのWiFiです。
また、128台までの同時接続に対応していますので、テレワーク時間帯に家族がインターネットを使う可能性が高い方にもおすすめです。
月額料金の割引や29,200円のキャッシュバックなど特典も充実しており、1年間の実質月額はなんと500円。
テレワークのWiFiにコスパの良さを重視したい方向けのサービスです。
1年間実質月額500円
GMOとくとくBB WiMAX

| 月額料金 | ・初月:1,375円 ・1ヶ月目〜:4,807円 |
| 通信速度 | 下り:186.54Mbps 上り:15.77Mbps |
| 主なキャンペーン | ・乗り換え時の違約金を最大40,000円負担 ・違約金無料で光回線へ切り替え ・お友達紹介で5,000円分のAmazonギフトカードプレゼント ・au/UQモバイルのスマホとセットで最大1,100円割引 |
GMOとくとくBB WiMAXはWiMAX回線のホームルーターです。
端末代実質無料や他社からの乗り換え最大40,000円負担など、初期費用を最小限に抑えられます。
また、GMOとくとくBBでは光回線事業も展開しています。
GMOとくとくBB WiMAXからなら、違約金無料で光回線へ乗り換えられます。
テレワークのWiFiでホームルーターか光回線で迷っている方は、GMOとくとくBB WiMAXの利用がおすすめです。
光回線への乗り換えも簡単
ドコモhome5G

| 月額料金 | 5,280円 |
| 通信速度 | 下り:181.22Mbps 上り:18.17Mbps |
| 主なキャンペーン | ・15,000円分dポイント還元 ・乗り換えで最大22,000円分dポイント還元 ・ドコモのスマホ料金が月額最大1,210円割引 |
ドコモhome5Gは、NTTdocomoの運営するホームルーターサービスです。
5G対応の高速通信が特徴で、テレワークをする上で快適性にこだわりたい方におすすめのホームルーターです。
もちろんデータ量無制限ですので、データ通信量のかかりがちなウェブ会議やコンテンツのダウンロード機会の多い方も安心です。
Wi-Fiなら64台、有線LANなら2台の同時接続に対応しているため、自宅で他の家族がインターネットを使っていても安定した通信が可能です。
なお、ドコモユーザーであればスマホとのセット割引が適用され、スマホ料金が永年最大1,210円割引となります。
ドコモのスマホを使っている方は選択肢の一つとして検討してみてくださいね。
ドコモユーザーがお得な高速WiFi
WiFi革命セット

| 月額料金 | 初月:770円 2〜36ヶ月目:3,850円 37ヶ月目〜:7,568円 |
| 通信速度 | 下り:93Mbps 上り:9Mbps |
| 主なキャンペーン | ・40,000円キャッシュバック ・乗り換えで最大10万円還元 ・3年目まで月額料金割引 |
Wi-Fi革命セットは、ホームルーターとポケット型WiFiがセット利用できるサービスです。
使用する端末はソフトバンクのモバレコAirとONE MOBILEです。
月額基本料金は8,338円ですが、初月は770円、2ヶ月〜36ヶ月目には3,850円になる割引が適用され、3年間の割引総額はなんと164,648円にもなります。
ホームルーター1台分の料金でポケット型Wi-Fiも使えるコスパの良さが、WiFi革命セットの最大のメリットです。
自宅でも出先でも快適にインターネットが使えるため、自宅だけでなくカフェやコワーキングスペースでのテレワーク機会が多い方におすすめのWiFiです。
ホームルーターとポケット型WiFiがセットでお得!
テレワークのWiFiの選び方
テレワークでおすすめの工事不要WiFiを紹介してきました。
しかし、まだどれにしようか決めかねている方も多いのではないでしょうか。
テレワークのWiFiの選び方は次のポイントを参考にしながら決定すると安心です。
・通信速度
・テレワークの場所と頻度
・導入までの時間
・工事の有無
・ルーターの種類
通信速度の目安
テレワークで必要な通信速度は、どのような業務を行うかにより異なります。
一般的なインターネットの利用でどれくらいの速度が求められるのか、通信速度の目安をまとめました。
| 利用ツール | 上り速度 | 下り速度 |
|---|---|---|
| メッセージ | 送信:1Mbps | 閲覧:1〜10Mbps |
| 動画視聴 | 投稿:10Mbps | 視聴:10〜20Mbps |
| インターネット検索 | ー | 5〜10Mbps |
| オンラインミーティング | ー | 10〜30Mbps |
テレワークのWiFiに快適性を求めるのであれば、下り速度10〜30Mbpsほどを目安にサービスを選ぶと安心です。
テレワークの場所と頻度
単にテレワークといっても働き方は人それぞれです。
コワーキングスペースなど自宅外でテレワークを行う機会が多ければポケット型WiFiがおすすめですが、在宅勤務がメインならより速度の早いホームルーターや光回線の方が利便性が高いです。
また、テレワークの頻度が多ければ、速度にもこだわってWiFiを選ぶ必要がありますが、一時的な利用の場合にはそこまで求めなくても良いでしょう。
テレワークで使えるWiFiの種類別に、どのような人におすすめなのかまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
| WiFiの種類 | 場所と頻度 |
|---|---|
| ホームルーター | ・在宅勤務がメイン ・テレワークの頻度が低い |
| ポケット型WiFi | ・カフェやコワーキングスペースでの勤務あり ・テレワークの頻度が低い |
| 光回線 | ・在宅勤務がメイン ・テレワークの頻度が高い |
導入までの時間
導入までの時間の有無でテレワークのWiFiを選ぶのも一つの手です。
なるべくすぐにインターネット環境を整えたいのであれば、ホームルーターまたはポケット型WiFiを選びましょう。
オンラインで申し込めば最短で翌日から使用可能です。
また、UQ WiMAXのように実店舗があるサービスでは、店舗に在庫があれば当日中に持ち帰ることもできます。
工事の有無
ホームルーター・ポケット型WiFiと光回線の大きな違いは、回線工事が必要かどうかです。
工事を行い光回線を部屋の中まで引き込むことで、より安定した通信が可能となる一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 開通まで1ヶ月ほどかかる
- 工事費が発生する
- 転居時に持ち運べない
こうした点をどう捉えるかで判断するのも一つの手です。
また、光回線の回線工事では壁に穴を開けることから、アパートなど賃貸物件では大家さんや管理会社の許可が下りないケースもあります。
そうした際には工事不要のWiFiから選ぶようにしましょう。
ルーターの種類
ホームルーターを契約する際には、ルーターによって最高速度や対応する通信方式が違うため、使用可能端末も確認しておきましょう。
ホームルーターの端末は、次のように利用する回線により違います。
- WiMAX回線(Speed Wi-Fi HOME 5G L13)
- ソフトバンク回線(ソフトバンクAir/モバレコAir)
- ドコモ回線(ドコモhome5G)
- 楽天回線(Rakuten Turbo)
使用する端末が同じであれば、使用する回線と速度も同じです。
そのため、ルーターのスペックから契約する回線の候補を絞り込んでいくのも一つの手です。
テレワークWiFiに関するよくある質問
最後にテレワークWiFiに関するよくある質問を3つ紹介します。
・テレワークで1日何ギガ必要ですか?
・オンライン会議で必要なWiFiはどれくらいですか?
・テレワークのWiFiは個人負担ですか?
気になる質問があれば、ぜひ読んでみてください!
テレワークで1日何ギガ必要ですか?
テレワークで1日に必要なギガ数も、通信速度と同様に業務内容により異なります。
テレワークで使用頻度の高いコンテンツについて、1GBでどれくらい使えるかをまとめました。
| 使用ツール | 使用可能な量 |
|---|---|
| サイト閲覧 | 約3,300ページ (1ページあたり300KBとして計算) |
| メールの送受信 | 約2,000通 (1通あたり500KBとして計算) |
| LINE | 音声通話:40時間 ビデオ通話:3時間 |
| YouTube動画視聴 | 約1.5時間 (HD高画質720Pで、1分あたり12MBとして計算) |
| Zoomでの通話 | カメラあり:約1時間〜2時間 カメラなし:約2時間〜3時間 |
| 地図アプリ | 約1,000回 (1MB程度で10分) |
総務省「携帯電話ポータルサイト」
動画視聴では画質などによっても異なりますが、およそ1GBで1時間ほど作業できます。
Zoomでのオンライン会議がなければ1日1GB〜2GBほどあれば十分だといえます。
しかしZoomのようなギガ消費の大きいものを使う機会が多い方は、1日2GBでは足りない可能性が高いため、使い方に合わせて必要なギガ数を計算する必要があります。
ちなみに、1日3GB時間・20日間テレワークを行なった場合には60GBが必要となります。
このように、テレワークでは使用ギガ数が大きくなりがちなので、無制限プランのあるWiFiを選んでおくと安心です。
オンライン会議で必要なWiFi速度はどれくらいですか?
オンライン会議で必要なWiFi速度は、カメラの有無と参加人数などの条件により異なります。
オンライン会議のツールとして利用されることの多いZoomでは、次のようなWiFi速度を推奨しています。
| 条件 | 推奨速度(上り/下り) |
|---|---|
| 1対1(高画質ビデオ) | 600 kbps |
| 1対1(720p HDビデオ) | 1.2 Mbps |
| 1対1(1080p HDビデオ) | 3.8 Mbpsまたは3.0 Mbps |
| グループ(高画質ビデオ) | 1.0 Mbpsまたは600 kbps |
| グループ(720p HDビデオ) | 2.6 Mbpsまたは1.8 Mbps |
| グループ(1080p HDビデオ) | 3.8 Mbpsまたは3.0 Mbps |
画質が高くなったり、参加人数が増えたりといった条件により推奨速度は変動します。
こうした環境に左右されず安定した通信を実現するためには、最低でも3Mbps以上、可能であれば10〜30Mbpsほどあると安心です。
テレワークのWiFiは個人負担ですか?
テレワークのWiFi費用を誰が負担するのかは、各企業により異なります。
テレワークのWiFiは、プライベートでも使用することがあるため、個人負担としている企業もあります。
会社が負担する場合にも、全額ではなく一定額が支払われるケースが多いです。
会社負担の割合も企業ごとに違うため、就業規則の内容を確認しておく必要があります。
まとめ
以上、テレワークにおすすめのWiFiを紹介しました。
テレワークのWiFiには、工事不要のホームルーターの利用がおすすめです。
光回線よりも簡単に導入でき、ポケットWiFiよりも安定した通信が可能なためです。
ホームルーターはデータ無制限プランが充実しているため、オンライン会議のようなデータ通信量の消費が大きいツールの使用頻度が高い方も安心です。
ホームルーターも種類が多く、どれを選べば良いか分からないという方には、37,000円のキャッシュバックや乗り換えにかかる違約金を最大40,000円負担してくれるBroad WiMAXがおすすめです。
キャンペーンによって初期費用を節約できるだけでなく、月額料金も業界最安級に設定されており、お得が長く続くのも魅力です。
この機会にぜひチェックしてみてくださいね。
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