光回線は、マンションにはどれがあっているんだろう？
マンションに回線があるかどこに確認すればいいの？
など、マンションにお住まいの方は、どのように光回線の契約を進めていけばいいか、難しいですよね。
管理会社や大家さんなどに一度確認しなければわからない点などもありますので、戸建と違って、自分だけで契約を進めていいわけではありません。
本記事では、実際にどのような流れでマンションの光回線導入を進めていくか、マンションにおすすめの光回線について、詳しくご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
マンションが光回線導入済みか確認する方法
まず、お住まいのマンションに光回線が導入されているか、確認する必要があります。
確認方法は下記の３つあります。
- マンションの不動産会社や管理会社に連絡する
- 室内に光コンセントがあるか確認する
- 光回線の事業者に確認する
の３つで、マンションに光回線が導入されているかの確認が可能です。
まず確実なのは、マンションの管理会社や不動産会社に直接確認する方法です。
物件に関する情報を保有していますので、インターネット回線などの詳細情報もわかるようになっています。
不動産会社の物件情報などにも、「光回線工事済み」などとの記載があれば、マンションに導入されています。
室内に光回線のコンセントが設置されていると、光回線の工事がされている可能性がありますが、撤去されている場合もありますので、実際には直接管理会社や不動産会社に確認する方が確実です。
また光回線事業者に確認することで、マンションに光回線が導入されているか教えてくれることもありますが、公表していない場合もありますので、やはり管理会社や不動産会社への確認が確実でしょう。
マンションの大家さんをご存知であれば、直接の確認でもいと思います。
マンションに光回線を導入する流れ
では次に、マンションに光回線を導入する流れをこちらにまとめておきます。
マンションに光回線を導入する流れは、現在回線工事などがどのような状態であるか、で変わってきます。
- 共用部分に回線が引き込まれている
- 部屋まで回線が引き込まれている
- マンションに光回線が全くない
上記の３つの状況に応じて、解説していきます！
共用部分に回線が引き込まれている場合
マンションの共用部分にまで光回線が引き込まれていて、自宅までは回線が届いていない場合には、共用部分から自宅までの回線開通工事が必要です。
ご自身で共用部分まで回線が引き込まれている光回線へ申し込みを行い、工事日程を調整します。
- 光回線に申し込む
- 開通工事の日程を決める
- 開通工事を行う
- 初期設定を行い、光回線へ接続する
このような流れで、ルーターの設定完了後には光回線へ接続できるようになります。
部屋まで回線が引き込まれている場合
マンションの共用部分から自宅までに、すでに光回線が引き込まれている場合には、基本的に自宅での開通工事が不要です。
光回線へのご契約後、回線終端装置や契約書類を郵送で受け取り、ルーターの初期設定や接続を行います。
- 光回線に申し込む
- 工事が不要か確認
- 契約書類や回線終端装置を受け取る
- 初期設定やルーターとの接続を行う
開通までの手順が比較的少なくなっていますので、導入しやすいですね。
マンションに光回線の回線がない場合
最後に、マンションに光回線の回線がない場合です。
この場合には、電柱からマンションに光ファイバーを導入する工事が必要になります。
管理会社などに確認の上、工事を進めることになりますので、マンションによってはご希望の光回線導入が難しい場合もあります。
- 光回線への申し込み
- 光回線の開通工事
- 機器の設定
- ルーターとの接続を行う
上記の流れで光回線の開通となりますが、もし難しい場合には、ホームルーターを検討したり、他の方法で光回線をご利用する形になります。
また、光回線の導入が可能だった場合には、２週間〜2ヶ月ほど状況に応じて開通まで時間がかかります。
申し込み後すぐに使えるようになるわけではありませんので、ご注意ください。
マンションにおすすめの光回線の中でピッタリなのは？
マンションにおすすめの光回線の中から、自分にあっている光回線がどれなのか、選ぶのが難しいと考えてる方もいらっしゃると思います。
こちらに、光回線を絞るために、現状に合わせたおすすめの光回線をまとめておきます。
| ソフトバンクのスマホを使っている | エリア内ならNURO光 エリア外ならソフトバンク光 |
| auやUQモバイルのスマホを使っている | エリア内ならauひかり エリア外ならビッグローブ光 |
| ドコモのスマホを使っている | ドコモ光 |
| 格安スマホを使っている | GMOとくとくBB光 |
| 契約期間がない回線がいい | GMOとくとくBB光 NURO光（プランによる） |
まず光回線比較の際に、スマホセット割などの割引が適用されるかは、とても重要です！
特にコラボ光は、事業者によって月額料金が違いますが、通信速度などにそこまで大きな差がありません。
できるだけお得に安く使える光回線を見つけるためにも、迷ったときはスマホセット割を確認しましょう。
また途中解約の際の負担を減らしたい方は、契約期間がない光回線がおすすめです。
契約期間がないと、解約の際の解約金が発生しません。
ただし、端末代金や工事費などは残債として解約時に支払わなければなりませんので、ご注意ください。
こちらである程度絞れたら、次はマンションにおすすめの光回線を詳しく見ていきましょう！
マンションにおすすめの光回線
こちらでは、マンションにおすすめの光回線をご紹介していきます。
どの光回線がいいか迷っている方、ぴったりな光回線がどれかわからない方、などはぜひご覧ください。
| ソフトバンク光 | ビッグローブ光 | GMOとくとくBB光 | ドコモ光 | auひかり | NURO光 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | 戸建て：5,720円〜 マンション：4,180円〜 | 戸建て：5,478円〜 マンション：4,378円〜 | 戸建て：4,818円〜 マンション：3,773円〜 | 戸建て：5,720円〜 マンション：4,400円〜 | 戸建て：5,610円 マンション：4,180円〜 | 戸建て：5,500円 マンション：3,850円 |
| 通信速度 | 平均Ping値: 16.87ms 平均上り速度: 473.65Mbps 平均下り速度: 411.29Mbps | 平均Ping値: 17.31ms 平均上り速度: 488.48Mbps 平均下り速度: 391.68Mbps | 平均Ping値: 19.5ms 平均上り速度: 481.41Mbps 平均下り速度: 398.89Mbps | 平均Ping値: 20.85ms 平均上り速度: 460.98Mbps 平均下り速度: 392.17Mbps | 平均Ping値: 15.76ms 平均上り速度: 618.63Mbps 平均下り速度: 585.47Mbps | 平均Ping値: 11.48ms 平均上り速度: 798.51Mbps 平均下り速度: 694.92Mbps |
| キャンペーン | ・新規の方は40,000円キャッシュバック ・工事費実質無料 ・あんしん乗り換えキャンペーンで、満額還元 （最大100,000円） | ・合計126,000円のキャッシュバック ・キャッシュバック増額クーポンあり ・違約金最大40,000円の負担 | ・最大で112,000円のキャッシュバック ・ルーターレンタル無料 ・違約金最大60,000円のキャッシュバック | ・最大116,000円の特典還元 ・最大6ヶ月目まで月額料金500円 ・ルーター無料レンタルあり | ・最大159000円のキャッシュバック ・工事費用実質無料 ・違約金最大40,000円のauPayチャージでキャッシュバック | ・最大２ヶ月間無料 ・マンション48,000円、戸建て78,000円の現金キャッシュバック ・工事費用実質無料 ・乗り換えは最大30,000円サポート |
| 契約期間 | 2年契約（自動更新） | 2年間（自動契約） | なし | 2年 | 2年契約 | なし |
| スマホセット割 | あり （ソフトバンク・ワイモバイル） | あり （au・UQ モバイル） | あり （mineo） | あり （ドコモ） | あり （au・UQ モバイル） | あり （ソフトバンク・ワイモバイル） |
ソフトバンク光｜高額キャッシュバックでお得に使うなら
| 月額料金 | 戸建て：5,720円〜 マンション：4,180円〜 |
| キャンペーン | ・新規の方は40,000円キャッシュバック ・工事費実質無料 ・あんしん乗り換えキャンペーンで、満額還元 （最大100,000円） |
| 通信速度 | 平均Ping値: 16.87ms 平均上り速度: 473.65Mbps 平均下り速度: 411.29Mbps |
| 工事費 | 工事不要 ~ 31,680円（実質無料） |
| 事務手数料 | 3,850円 |
| 契約期間 | 2年契約（自動更新） |
| 解約金 | 5,720円 |
| スマホセット割 | あり（ソフトバンク・ワイモバイル） |
ソフトバンク光は、新規の方のキャッシュバック金額が大きく、他社から乗り換えの際の違約金も最大で10万円まで保証してくれます。
他社からの乗り換えが不安な方にも、一番おすすめな光回線です。
公式サイトからは簡単な料金シミュレーションができますので、他社と比較してみたい方もまずは確認してみるのがおすすめ。
キャッシュバックの新規キャンペーンのみを考慮しても、12ヶ月間の実質月額料金は2,080円〜とかなりお安くなります。
工事費は実質無料となっていますが、契約期間が2年間ありますのでご注意ください。
またスマホとのセット割は、ソフトバンクやワイモバイルのスマホが対象となっています。
新規で40,000円分のキャッシュバック！
ビッグローブ光｜auやUQモバイルとのセット割でお得に！
| 月額料金 | 戸建て：5,478円〜 マンション：4,378円〜 |
| キャンペーン | ・合計126,000円のキャッシュバック ・キャッシュバック増額クーポンあり ・違約金最大40,000円の負担 |
| 通信速度 | 平均Ping値: 17.31ms 平均上り速度: 488.48Mbps 平均下り速度: 391.68Mbps |
| 工事費 | 実質無料（28,600円） |
| 事務手数料 | 3,300円 |
| 契約期間 | 2年間（自動契約） |
| 解約金 | 3,000円〜4,620円 |
| スマホセット割 | あり（au・UQ モバイル） |
BIGLOBE光では、24ヶ月目までに最大126,000円（事業者変更時は105,000円）のキャッシュバックがありますので、かなり高額な内容となっています。
解約違約金は、最大で40,000円まで負担と、光回線乗り換えの方でも安心です。
ブッグローブ光には2年間の契約期間があり、工事費は実質無料です。
スマホセット割もあり、auやUQモバイルをご利用の方におすすめの光コラボ。
安定した通信速度で高額キャッシュバックを含めて満足度がとても高いBIGLOBE光を、ぜひご検討ください。
126,000円分の特典あり！
GMOとくとくBB光｜契約期間の縛りなし！
| 月額料金 | 戸建て：4,818円〜 マンション：3,773円〜 |
| キャンペーン | ・最大で112,000円のキャッシュバック ・ルーターレンタル無料 ・違約金最大60,000円のキャッシュバック |
| 通信速度 | 平均Ping値: 19.5ms 平均上り速度: 481.41Mbps 平均下り速度: 398.89Mbps |
| 工事費 | 実質無料（36ヶ月の利用で26,400円が無料） |
| 事務手数料 | 3,300円 |
| 契約期間 | なし |
| 解約金 | なし |
| スマホセット割 | あり（mineo） |
GMOとくとくBB光は、期間の縛りもなく、解約の際の違約金もありません。
ご自身が使いたい期間だけの使用が可能となっていますが、工事費は36ヶ月間の利用で実質無料になる点は注意が必要です。
キャッシュバックは最大で112,000円と大きく、ご契約のプランやオプションの追加などによって変わってきます。
解約違約金はかなり高く設定されており、最大で60,000円の負担となっていますが、こちらもキャッシュバック内容に含まれています。
満足度が高いGMOとくとくBB光で、気軽にお乗り換えいただき、光回線を利用することができますよ！
契約期間、解約金はなし！
ドコモ光｜ドコモスマホユーザーにおすすめ！
| 月額料金 | 戸建て：5,720円〜 マンション：4,400円〜 |
| キャンペーン | ・最大116,000円の特典還元 ・最大6ヶ月目まで月額料金500円（10G） ・ルーター無料レンタルあり |
| 通信速度 | 平均Ping値: 20.85ms 平均上り速度: 460.98Mbps 平均下り速度: 392.17Mbps |
| 工事費 | 実質無料（新規のみ） |
| 事務手数料 | 4,950円 |
| 契約期間 | 2年 |
| 解約金 | 5,500円 |
| スマホセット割 | あり（ドコモ） |
ドコモ光は、唯一ドコモスマホがセット割対応できる光回線です。
ドコモ光は乗り換えの際には解約金負担として、25,000円分のdポイントが受け取れます。
さらに10ギガプランですが、最大で6ヶ月間の月額料金が500円になるなどの、お得な特典がたくさんあります。
dポイントが基本ではありますが、合計のキャッシュバック額が116,000円相当と高額なのも魅力的です。
還元は10Gプランやオプション利用などの契約も必要になる場合がありますが、１Gでも受け取ることができる還元もありますので、ぜひご活用ください。
ドコモ光をお得に使うならこちら！
auひかり｜独自回線で通信速度や回線の安定重視なら
| 月額料金 | 戸建て：5,610円 マンション：4,180円〜 |
| キャンペーン | ・最大159,000円のキャッシュバック ・工事費用実質無料 ・違約金最大40,000円のauPayチャージでキャッシュバック |
| 通信速度 | 平均Ping値: 15.76ms 平均上り速度: 618.63Mbps 平均下り速度: 585.47Mbps |
| 工事費 | 実質無料（33,000円） |
| 事務手数料 | 3,300円 |
| 契約期間 | 2年契約 |
| 解約金 | 2,290円（更新月以外） |
| スマホセット割 | あり（au・UQ モバイル） |
auひかりは独自回線を使用していますので、サクサクと使える高速回線が魅力的です。
最大で159,000円のキャッシュバックですが、開通翌月末の振り込みは63,000円とかなり高額です！
導入の際には光回線の工事が必要となりますが、工事費は指定の期間ご利用で実質無料になります。
独自回線ですので、通信速度は安定しており、速さだけでなく快適にインターネットを楽しめるのもauひかりの大きなメリットです。
スマホとのセット割は、auやUQモバイルユーザーの方に適用ですので、スマホとのセットでご契約も可能です。
10ギガプランでさらに速く！
NURO光｜通信速度重視なら！
| 月額料金 | 戸建て：5,500円 マンション：3,850円 |
| キャンペーン | ・最大２ヶ月間無料 ・マンション48,000円、戸建て78,000円の現金キャッシュバック ・工事費用実質無料 ・乗り換えは最大30,000円サポート |
| 通信速度 | 平均Ping値: 11.48ms 平均上り速度: 798.51Mbps 平均下り速度: 694.92Mbps |
| 工事費 | 実質無料 |
| 事務手数料 | 3,300円 |
| 契約期間 | なし |
| 解約金 | なし |
| スマホセット割 | あり（ソフトバンク・ワイモバイル） |
NURO光は独自の光回線を使用しており、安定した通信速度で使いやすい光回線です。
光回線なので工事が発生しますが、実質工事費は実質無料となっており、安心して導入することができます。
キャッシュバックは戸建てで78,000円と高額ですが、条件をしっかりとご確認の上ご契約ください。
また最大で2ヶ月間、月額料金の割引もありますので大変お得です。
乗り換えの際のサポートは最大で3万円と、他社からの乗り換えでも使いやすいNURO光となっていますよ。
独自回線でどこよりも速い通信速度
マンションの光回線の選び方
続いて、マンションでの光回線の選び方についてこちらにまとめておきます。
ポイントはこちらです。
- 光回線の提供エリアを確認する
- 通信速度や接続方式を比較
- 月額料金やキャンペーンの確認
- サポートがしっかりしているかも重要
では早速、詳細を見ていきましょう！
光回線の提供エリアを確認する
まず光回線を選ぶ際には、ご自身が住んでいるエリアが対象となっているか確認します。
ソフトバンク光や、ビッグローブ光などの「コラボ光」では、NTT東日本やNTT西日本のエリア検索から、提供エリアの確認ができます。
NURO光やauひかりなどの独自回線では、その回線の公式サイトから提供エリアが検索できます。
光回線は、回線の引き込み工事が必要となっていますので、住んでいる地域や住所によっては工事ができない場所である可能性もあります。
開通工事前に詳しく確認するようにしましょう！
通信速度や接続方式を比較
光回線の通信速度は、実測値での比較が重要です！
実際の速度を知りたい場合には、みんなのネット回線速度（みんそく）などがありますので、ご自身がお住まいのエリアにあっている口コミなども併せて確認してみましょう。
そしてマンションに光回線を導入する際の注意点にも記載していますが、「配線方式」によっても、通信速度が変わります。
| 配線方式 | 特徴 | 通信速度 |
|---|---|---|
| 光配線方式 | 高速通信が可能 | 1Gbps |
| VDSL方式 | 共用部分以降は既存の電話線を利用 | 100Mbps |
| LAN配線方式 | マンションによって差がある | 100Mbps～1Gbps |
通信速度だけで見ると、光配線方式が一番通信速度も安定しており、建物の共用部分から各部屋まで、光ファイバーケーブルが直接引き込まれますので、快適にご利用いただけます。
VDSL方式は、共用部分までは光ファイバーケーブルで回線を引き込みますが、それ以降各部屋へは、既存の電話線を使用するため通信速度が少し不安です。
比較的古いマンションに採用されており、配線の距離や状況によって、通信速度にかなりの差が出ます。
LAN配線方式も、共用部分にまでは光ファイバーケーブルで回線を引き込みますが、それ以降各部屋へは、LANケーブルが利用されています。
VDSL方式よりも通信速度は安定していますが、このLANケーブルによっても最大通信速度に差がありますので、マンションによっては記載通りの速度が出ない場合があります。
おすすめは光配線方式ですが、ご自身の住んでいるマンションが、どの方式で光回線を引き込むか、事前に確認して見るといいでしょう。
月額料金やキャンペーンの確認
マンションでの光回線を選ぶ際に、月額料金やキャンペーンを確認し、それぞれ比較しておきましょう。
光回線の比較の際に、月額料金のみで金額の比較をされる方が多いのですが、それだけでなく割引やキャンペーン、期間総額なども含めた「実質月額料金」を比較に使用しましょう。
光回線を使用する場合には、月額料金だけでなく、事務手数料や工事費、オプションなども発生します。
例えば、基本月額料金が高くても、キャッシュバックや毎月の割引が大きいプランの光コラボになると、実質月額料金は安くなる場合があります。
もちろん、割引だけでなく、最低継続期間なども考慮して計算してみましょう。
【実質月額料金】
月額料金を最低契約期間（基本的には36カ月）で計算し、そこに事務手数料などの初期費用をプラスする。
合計から、キャッシュバックや割引などを差し引いて、契約期間で割ると「実質月額料金」がわかる。
サポートがしっかりしているかも重要
光回線を選ぶ際には、サポートがしっかりしているかも重要です。
このサポートがしっかりしていないと、万が一のトラブルの際に電話が繋がらなかったり、対処してもらえないなんて場合が出てきます。
特に光コラボの場合には、このサポートがしっかりしていないところもありますので、おすすめでご紹介しているようなしっかりとした光コラボから選びましょう。
サポート内容としては、24時間年中無休のカスタマーサポートや電話・チャット・メールなど複数の問い合わせ手段があるかも確認しておくと、かなり安心できるでしょう。
その他サポートでは、訪問でのサポートや遠隔での設定なども無料で行なってくれるサポートがある場合があります。
不安な方はこのようなしっかりとしたサポートが充実している、光回線から選ぶことが大切です。
マンションに光回線を導入する際の注意点
マンションに光回線を導入する場合の注意点を、こちらにまとめていきます！
- 管理会社や大家さんへの確認は必ず必要
- 利用できる光回線を選ぶ
- 通信速度は配線方式で変わる
- 工事の費用も確認
- 引越しの可能性がある場合にはそれも確認
上記の5点が光回線導入の際の注意点となっており、ご契約の際には必ず確認していただきたいポイントです。
光回線の契約期間が、2年〜3年と記載されていることも多いので、途中で解約も難しくなっています。
しっかりと注意点を確認していただくことで、光回線に関しての問題を防ぐことができます。
ではそれぞれ、詳しく見ていきましょう！
管理会社や大家さんへの確認は必ず必要
光回線導入を考えた際に、まず最初に行うことが、マンションの管理会社や大家さんへの確認です。
特に賃貸物件の場合には、導入工事を行なってもいいのか、工事が可能かどうかなどのしっかりとした確認が必要です。
・光回線の導入が可能か
・マンションでの開通工事の範囲や方法
・退去の場合やその際の扶養負担
確認する内容としては、上記の3点がいいでしょう。
光回線はどの建物でも開通工事ができるわけではなく、建物の築年数や位置などによっては、工事ができない場合もあります。
またマンションによっては、事前に開通工事が行われている光回線がある可能性もありますので、開通している光回線でしかご契約いただけない可能性もあります。
この点についても、光回線の導入が可能かどうかを確認する際に一緒に聞いておきましょう。
利用できる光回線を選ぶ
マンションの管理会社や大家さんに、光回線の開通に関して確認、許可が降りた際には光回線を選びます。
光回線を選ぶ際には、ご自身の住んでいるマンションが提供エリア内か確認しましょう。
光回線によっては、直接問い合わせなくても、公式サイトから確認が可能です。
またマンションによっては、事前に開通工事が行われている光回線がある可能性もありますので、開通している光回線でしかご契約いただけない可能性もあります。
コラボ光であれば、事業者が違っても回線が同じですので、もしかするとご希望の光回線を導入できる場合があります。
まずはエリア確認が先ですが、その際に希望の光回線で導入可能かどうか、大家さんに再度確認しましょう。
通信速度は配線方式で変わる
マンションの光回線は、配線方式で通信速度が全く違います。
・光配線方式
・VDSL方式
・LAN配線方式
の３種類があり、光配線方式が最も通信速度が速く安定しており、LAN配線方式は建物によって異なります。
VDSL方式は、既存の電話線を使用していますので、通信速度はあまり速くありません。
マンションの光回線は、ご利用されている方で回線を共有していますので、通信速度があまりにも遅いと、たくさんの方が使用している時間帯では混雑してなかなか繋がらないなんてことも。
光配線方式やLAN配線方式であれば、あまり気にせずマンションでもご利用いただけますが、VDSL方式の場合には注意が必要です。
工事の費用も確認
光回線の導入には、開通工事が必ず必要です。
工事の内容や期間などはマンションによって異なりますので、開通可能だと管理会社や大家さんから許可が降りた場合には、光回線事業者と詳細を確認しなければなりません。
- 部屋まで回線が開通している場合
- 共用部分まで開通している場合
- 光回線がない場合
上記の3つの場合で工事の流れが違いますが、すでにお住まいの部屋まで開通工事がされている場合には、追加の工事などは必要ありません。
その他２つの場合には、工事が必要になります。
光回線は新規ご契約の際の開通工事が「実質無料」のキャンペーンを行なっているところがほとんどなので、料金に関しては気にすることはないと思いますが、この「実質無料」は契約期間以上の継続が必須です。
途中解約した場合には、違約金や残りの工事費などの支払いが出てくる可能性もありますので、事業者に詳しく教えてもらいましょう。
引越しの可能性がある場合にはそれも確認
賃貸マンションなどで、今後引っ越しの可能性がある場合には、その点に関しても確認しておきましょう。
光回線には、2年〜3年の契約期間を設けられている場合がほとんどで、途中で引っ越しなどの関係で解約してしまうと、違約金が発生します。
- 解約の際の違約金
- 工事費の残債一括請求
- 場合によって撤去費用
特に注意しなければならないのが、工事費の残債の請求です。
解約時に残りの工事費が一括で請求されますので、例えば契約期間が2年（24ヶ月）で、10ヶ月で解約してしまった場合、14ヶ月分の残債を支払わなければなりません。
さらにマンションによっては、光回線の撤去費用などが発生する場合がありますので、引っ越しの可能性があるのであれば、工事が必要な光回線ではなく、持ち運びや引っ越しがしやすいホームルーターやポケット型Wi-Fihがおすすめです。
こちらは住所変更のみで、引っ越し先でもそのまま利用できますので、万が一の際でも安心です！
マンションに光回線の工事ができない場合
マンションでも、状況によっては光回線が導入できない場合があります。
理由としては、建物が古い、建物から電線が遠すぎる、開通の許可が降りないなどが考えられます。
では実際に、マンションに光回線の工事ができなかった場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
方法としては2点あります。
- 戸建て契約にする
- ホームルーターを検討する
どちらもマンションでもインターネットがご利用いただける方法となっていますが、光回線をそのまま導入するのとはまた違います。
それぞれ詳しくご紹介してきましょう！
戸建て契約にする
マンションに光回線の設備がない、導入ができない場合には、光回線を戸建て契約にすることで、開通できる場合があります。
マンションの低層階であれば、ご自宅に光ファイバーを直接引き込むことができます。
他の住民の許諾などが必要ないので、ご自身が工事立ち会いのもと、回線工事ができます。
ただし管理会社や不動産会社、大家さんなどに、戸建て契約ができるか事前に確認しておきましょう。
ホームルーターを検討する
工事不要のホームルーターや、ポケット型Wi-Fiを導入することで、自宅でインターネット回線を利用する方法です。
光回線と比較すると通信速度は劣りますが、テレビやパソコン、タブレットなどを簡単にインターネット回線へ接続できます。
| ホームルーター | ポケット型WiFi | |
|---|---|---|
| 使用方法 | 端末をコンセントに差して使用 | 持ち運びもできる |
| 利用可能な場所 | 室内 | 室内 屋内 |
| 充電 | 不要 | 必要 |
それぞれの違いは上記になりますが、どちらも申し込みから機器が届いて、すぐに使用できるインターネットWi-Fiです。
光回線のように工事は必要ないので、気軽にご利用いただけます。
よくある質問
最後に、マンションの光回線に関して、よく見かける質問をまとめておきます。
- 工事不要の光回線はある？
- マンションタイプの光回線とは？
- マンションに光回線を引くのにかかる費用は？
- 光回線は戸建てとマンションどちらがいい？
上記の4点の回答を記載しておりますので、ぜひご確認ください。
工事不要の光回線はある？
基本的には、工事不要の光回線はありません。
どの光回線でも、回線導入工事をしなければ、ご自宅で光回線をご利用いただけません。
ですが一部例外があり、前の住人が光回線工事を完了させていた（同じ回線であれば工事不要の場合も）、マンションが光回線を導入しており、各部屋まで工事が完了していた、などの理由で工事が不要の場合もあります。
ただしこの場合には、工事されている光回線と同じ事業者を選ぶ必要があります。
コラボ光であれば、フレッツ光回線で同じすので工事が必要ありません。
マンションタイプの光回線とは？
マンションタイプの光回線は、戸建タイプと比べて、月額料金が低く設定されています。
またマンションやアパートなどの集合住宅向けに設定されており、共用の光回線を同じマンションの住人同士で共有して利用するようになっています。
ただしすでに導入されている回線などがあると、希望通りにいかない場合もあるようです。
マンションの方はまず、管理会社に確認をしていただき、現在回線工事が完了している光回線があるか聞いてみるといいでしょう。
マンションに光回線を引くのにかかる費用は？
マンションの光回線導入工事は、15,000円〜30,000円程で設定されています。
基本的には、契約期間内ご利用いただくことで、この工事費は実質無料になることがほとんどなので、あまり気にしなくてもいいでしょう。
ただし引っ越しの場合には、そのまま光回線を継続すると、引っ越し先での追加の工事費は支払わなければならない可能性がありますので、注意が必要です。
光回線は戸建てとマンションどちらがいい？
マンションでも、戸建ての光回線が選択できます。
通信速度が安定していることが最優先であれば、戸建てタイプの光回線がおすすめです。
戸建てプランでは、ご自身やご家族のみで使用するために工事を行う光回線ですので、通信速度を気にする必要がありません。
マンションタイプですと、回線はマンション内の住人と共有回線になりますので、時間帯や同時に使用している人数によっては、通信速度が不安定になる場合も。
もしできる限り通信速度は速く安定させたいと考えているのであれば、月額料金は高くなりますが、戸建てプランがおすすめです。
まとめ
本記事では、マンションにおすすめの光回線をご紹介してきました。
マンションのインターネットは戸建てとは違い、集合住宅の割引でお得にご利用いただける場合があります。
ですがその分、ご利用できる回線が限られているところがあるのも事実です。
またマンションタイプは、建物の住人との共有回線となりますので、通信速度が不安定になる場合も。
通信速度が気になる、マンションの共用部分に光回線工事ができなかったなどの場合には、戸建てプランでの光回線を検討するのもいいでしょう。
マンションの光回線に関する疑問点はまず、大家さんや管理会社、取り扱っている不動産会社への連絡が一番早いです。
確認を必ず行い、希望に沿った光回線がご利用いただけるように、注意点や手順をしっかり守りましょう！
