IIJmioはデータ量・SIMの機能・オプションを、自由に組み合わせて使えるのが特徴です。
プラン選択の幅が広く、自分にあったプラン選びができるため、格安SIMの中でも特に料金が安いと人気のサービスです。
そんなIIJmioの評判では、後悔するからやめとけという情報も見られますが、果たして本当なのでしょうか。
本記事ではIIJmioの評判からメリット・デメリットを調査しました。
シンプルに安い
IIJmioの基本情報

| 月額基本料金 | ・通話+データ:850円〜 ・データのみ:440円〜 |
| 初期費用 | ・事務手数料:3,300円〜 ・SIMカード発行手数料:433円〜 ・eSIM発行手数料:220円〜 |
| 通話料 | 11円/30秒 |
| 支払い方法 | クレジットカード |
| 速度 | 下り:58.61Mbps 上り:11.55Mbps |
| 最低契約期間・違約金 | 課金開始日を含む月の末日まで |
| 運営会社 | 株式会社インターネットイニシアティブ |
IIJmioは2012年2月にサービス提供を開始した格安SIMサービスです。
まだauやdocomo、ソフトバンクといった大手通信キャリアが中心で、格安SIMの提供サービスが数少ない時代からある老舗ブランドです。
データ量・SIMの機能・オプションを使い方に合わせて自由に組み合わせできる料金プランが魅力で、格安SIMサービスの中でも特に料金が安いことで知られています。
料金プランが豊富
先ほどもお伝えした通り、IIJmioの料金プランはデータ量・SIM機能・オプションを組み合わせて選択できます。
音声通話の有無やデータ通信のみなど、SIM機能も5種類展開ですので、非常に柔軟にプランが組めます。
しかし、プランの違いが分からないという方も多いと思うので、IIJmioで契約できるプランと料金と特徴を一覧表にまとめました。
| データ量 | 音声SIM/音声eSIM | データeSIM (ドコモ網のみ) | データのみ (タイプDのみ) | SMS |
|---|---|---|---|---|
| 2GB | 850円 | 440円 | 740円 | 820円 |
| 5GB | 950円 | 650円 | 860円 | 930円 |
| 10GB | 1,400円 | 1,050円 | 1,300円 | 1,370円 |
| 15GB | 1,800円 | 1,430円 | 1,730円 | 1,780円 |
| 25GB | 2,000円 | 1,650円 | 1,950円 | 1,980円 |
| 35GB | 2,400円 | 2,240円 | 2,340円 | 2,380円 |
| 45GB | 3,300円 | 2,940円 | 3,240円 | 3,280円 |
| 55GB | 3,900円 | 3,540円 | 3,840円 | 3,880円 |
| 特徴 | ・音声通話+データ通信が利用可能 ・メイン回線として利用する人向け | ・データ通信のみ利用可能 ・eSIMなので物理SIMの入れ替えなしですぐに使える | ・データ通信のみ利用可能 ・他プランと比べて料金が割安 | ・データ通信+SMSが利用可能 ・SMS認証のあるサイトやアプリを使う人向け |
データのみのプランが最もお手頃な料金で利用できます。
通話は主回線で行うので、データのみ安く使えるサブ回線をお探しの方におすすめのプランです。
ただし、SMSと音声通話付きプランで比較すると、30円ほどしか変わりません。
30円でより利便性の高いプランを取るかどうかもじっくり検討してみましょう。
IIJmioで契約可能なデータ量は2GB〜55GBまでと幅広く、あまりインターネットを使わない人も、動画視聴など容量の消費が大きいコンテンツの利用頻度が高い人も最適なギガ数で契約できます。
その他、通話かけ放題やセキュリティ、音楽や動画視聴サービスといったオプションを付けることもできます。
特に通話かけ放題オプションは5分〜かけ放題まで選択可能で、通話料も30秒11円と他社と比べて半額ほどですので、通話をよく利用する方に適しています。
au回線またはdocomo回線が使える
IIjmioではau回線またはdocomo回線が使えます。
大手キャリアの通信網を利用できるため、全国的に繋がりやすいのが特徴です。
特にdocomoは基地局数が3大キャリアの中で最多で、地方や山間部でも繋がりやすいと評判です。
auは高速5G専用ネットワーク Sub6基地局数が業界最多と、通信速度の面で優れています。
お住まいのエリアや職場などよく利用する場所で、より繋がりやすい回線を利用できるのもIIJmioの魅力です。
サブ回線としての利用を検討している方は、主回線と違う回線を選択しておけば、通信障害時も安心ですよ。
インターネット事業の老舗が運営
IIJmioは2012年2月にサービス提供を開始しています。
先ほどもお伝えした通り、まだauやdocomo、ソフトバンクといった大手通信キャリアが中心で、格安SIMの提供サービスが数少ない時代からある老舗ブランドです。
IIJmioを提供する株式会社インターネットイニシアティブは、インターネット接続サービスやネットワーク・システムの構築・運用保守などを手掛けており、大手企業や官公庁とも取引のある企業です。
格安SIMサービスとしての歴史も長く、国内で初めてeSIM対応のデータ通信サービスを導入したり、MNVOとして初めてauとdocomoといった2つの回線に対応したりと、業界をリードする技術を次々と生み出しています。
IIJmioの良い評判・口コミからわかるメリット
格安SIMサービスとして長い歴史があり、料金プランの充実度が魅力のIIJmio。
実際に利用した方の評判・口コミから、その他どのようなメリットがあるのか調査しました。
IIJmioの良い評判・口コミからわかるメリットは8つあります。
・格安SIMの中でも料金が特に安い
・データシェアができる
・通話がオプション充実で安い
・使い方に応じてデータ量が選べる
・バースト転送でデータ量を節約
・auとdocomo回線が選べる
・端末とのセット購入ができる
・対面契約で即日開通できる
実際の口コミもいくつか紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
格安SIMの中でも料金が特に安い
IIJmioのメリットといえば料金の安さです。
通話+データ通信のプランであっても850円から利用できます。
数ある格安SIMサービスの中でも特に安いため、何よりも通信費の安さを重視したい方に適しています。
実際に通話+データの料金を他の格安SIMサービスと料金を比較してみましょう。
サービスによってはIIJmioと同じデータ量を選択できないものもあるため、指定データ量を使う場合に必要となるギガ数の料金を表記した上で、最安値を赤字にしています。
なお、選択できるプランがなくなった場合には「ー」を記載しています。
| IIJmio | mineo | 楽天モバイル | イオンモバイル | UQモバイル | ahamo | LINEMO | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2GB | 850円 | 1,298円 | 1,078円 | 968円 | 2,948円 | 2,970円 | 990円 |
| 5GB | 950円 | 1,518円 | 2,178円 | 1,298円 | 2,948円 | 2,970円 | 2,090円 |
| 10GB | 1,400円 | 1,958円 | 2,178円 | 1,848円 | 3,828円 | 2,970円 | 2,090円 |
| 15GB | 1,800円 | 1,958円 | 2,178円 | 1,958円 | 3,828円 | 2,970円 | 2,970円 |
| 25GB | 2,000円 | 2,178円 | 3,278円 | 2,508円 | 3,828円 | 2,970円 | 2,970円 |
| 35GB | 2,400円 | 2,948円 | 3,278円 | 3,058円 | 3,828円 | 4,950円 | ー |
| 45GB | 3,300円 | 2,948円 | 3,278円 | 3,608円 | ー | 4,950円 | ー |
| 55GB | 3,900円 | ー | 3,278円 | 4,158円 | ー | 4,950円 | ー |
こうしてみてみると、IIJmioでは特に低容量のプランの料金が安いです。
UQモバイルやahamoといった大手通信キャリアの格安SIMと比較すると、3分の1ほどの料金となっている部分もあり、いかにお得であるかが分かります。
データのみのプランになるとさらに安くなるので、サブ回線としての利用を検討している方にもおすすめです。
なお、2025年12月現在、最大3ヶ月間 データ増量、月額料金割引、通話オプション無料となるキャンペーンを開催中です。
通常時でも非常に安いIIJmioですが、今ならさらにお得に利用できるチャンスですので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
データシェアができる
IIJmioには同一mioID内で契約する回線のデータ容量をシェアできる「データシェア機能」があります。
家族はもちろんSIM機能で複数回線持っている場合でもデータを分け合うことができます。
なお、回線のタイプが違っていてもシェアが可能です。
親と子はもちろんSIM機能別に複数のグループが作れますので、1人で複数端末を利用する場合にも役立ちます。
IIJmioでは1GB220円でデータの追加購入もできますが、データシェア機能を使えば、余ったデータを無駄にすることなく、必要な時に助け合える環境が整っているのが嬉しいですね。
通話がオプション充実で安い
IIJmioの通話料金は11円/30秒と、他の格安SIMと比較しても半額ほどの安さです。
さらに家族間通話では8.8円/30秒と、なんと20%オフの料金で電話をかけることができるのです。
専用アプリを使わなくてもこの料金ですので、電話料金の節約におすすめです。
さらに通話オプションが充実しており、通話の利用頻度によっては支払額を大幅に減らすことができます。
IIJmioの通話オプションは全部で3種類あります。
・通話定額5分+(500円/月):1回5分以内の国内通話が無料
・通話定額10分+(700円/月):1回10分以内の国内通話が無料
・かけ放題+(1,400円/月):無制限で国内通話が無料
11円/30秒の通話料金で電話をかけると、1分あたり22円かかるため5分通話すれば110円かかります。
5分程度の通話を5回使えば、通話定額5分+(500円/月)の元は取れる計算となります。
病院や飲食店の予約など、電話の利用頻度が高い方はオプションをつけておくと安心です。
使い方に応じてデータ量が選べる
IIJmioの料金プランは低容量から大容量まで細かく設定されています。
そのため、ライフスタイルや使い方に合わせて無駄なく最適なプランを契約できます。
先ほども紹介したように、5GBまでであれば月額1,000円以内と低容量プランの料金が他社と比べて安いですが、どのプランを選んでも業界最安値級です。
余ったデータ量は翌月繰り越しも可能ですので、月々のデータ使用量にムラがある方も安心です。
バースト転送でデータ量を節約
IIjmioの機能の中で特に評価が高いのが「バースト転送」です。
バースト転送は、低速通信時にも通信しはじめの一定量は高速通信できる機能です。
ページの読み込みのために速度が遅くなる時にだけ高速通信が入るため、WebサイトやXのような画像の少ないツール利用時に大いに活躍してくれます。
IIJmioには最大速度が最大300kbpsまたは200kbpsになる代わりに、データ通信量が消費されずに通信できる「低速モード」があります。
バースト機能を使えば低速モードでも快適に使えるので、データ量の節約にもつながります。
auとdocomo回線が選べる
IIJmioではau回線またはdocomo回線が利用できます。
auもdocomoも全国的に繋がりやすい傾向にありますが、山間部や地下などでは電波が悪くなることがあります。
利用頻度の高い場所で、より通信品質の良い回線を選択できるのもIIJmioのメリットの一つです。
先ほどもお伝えしたように、特にdocomoは基地局数が3大キャリアの中で最多で、地方や山間部でも繋がりやすいと評判です。
一方、auは高速5G専用ネットワーク Sub6基地局数が業界最多と、5G対応エリアが広く通信が速いのが特徴です。
au回線またはdocomo回線を主回線として利用しており、繋がりにくさに悩んでいる方は、サブ回線としてIIJmioを利用するのもおすすめですよ。
端末とのセット購入ができる
IIJmioでは端末の販売も行っています。
スマートフォンはもちろん、ノートPCや中古品など種類豊富に展開しており、端末のみの購入にも対応しています。
ギガプランのMNPとのセット申込の場合、端末を特別価格で購入できるセットプランもあり、なんと500円で購入することもできるのです。
さらに時期によってはキャンペーン価格として大幅な値下げが行われ、過去には1円や110円で販売されたこともありました。
通信費だけでなく端末代も安く済ませたい方は、ぜひ端末とのセット購入を検討してみてくださいね。
対面契約で即日開通できる
IIJmioの契約は家電量販店やイオンなどの店舗にて行えます。
人件費を抑えるために店舗を持たず、対面でのサポートを行っていない格安SIMサービスも多い中、店舗で契約できるのは大きなメリットだといえます。
SIMの設定は手順が多く、機械の扱いに慣れていないと戸惑ってしまいます。
家電量販店など実店舗で契約した場合、スタッフと一緒に手続きができるだけでなく、即日開通が可能なためなるべく早く切り替えたいと考えている方にもおすすめです。
店舗によってはポイント還元が受けられることもあるので、複数店舗で相談してみるのも良いでしょう。
IIJmioの悪い評判・口コミからわかるデメリットと注意点
IIJmioには残念ながら悪い評判・口コミもあります。
IIIJmioの悪い評判・口コミからわかるデメリットと注意点は5つあります。
・昼など速度が遅い時間がある
・事務手数料とSIM発行手数料がかかる
・支払いがクレジットカードのみ
・低速モードにも速度制限がある
・対面でのサポートがない
デメリットは使い方によっては特に影響がない場合もあります。
実際の口コミも紹介しますので、あなたにとってデメリットとなり得るか考える材料として活用してみてくださいね。
昼など速度が遅い時間がある
IIJmioではau回線またはdocomo回線が選べますが、利用する回線によって通信速度が異なります。
docomo回線のタイプDでは下り最大1,288Mbps/上り最大131.3Mbpsですが、au回線のタイプAでは、下り最大958Mbps/上り最大112.5Mbpsと少し遅めです。
ただ、こちらはあくまで理論上の数値にすぎない為、生活圏や主な使用時間にどれくらいの速度が出るか実測値を知っておくことも大切です。
IIJmioは大手通信キャリアの回線を間借りしているMNVOと呼ばれる格安SIMサービスの一つです。
大手キャリアの回線の一部しか利用することができないため、どうしても利用者の集中する時間帯には通信速度が落ちます。
| IIJmio | mineo | 楽天モバイル | イオンモバイル | リンクスメイト | |
|---|---|---|---|---|---|
| 朝 | 下り:68.93Mbps 上り:11.96Mbps | 下り:51.87Mbps 上り:14.37Mbps | 下り:88.94Mbps 上り:25.75Mbps | 下り:50.99Mbps 上り:15.32Mbps | 下り:11.66Mbps 上り:6.21Mbps |
| 昼 | 下り:26.36Mbps 上り:9.76Mbps | 下り:16.59Mbps 上り:8.66Mbps | 下り:58.49Mbps 上り:19.58Mbps | 下り:32.17Mbps 上り:16.06Mbps | 下り:4.54Mbps 上り:4.01Mbps |
| 夕方 | 下り:61.28Mbps 上り:12.33Mbps | 下り:38.49Mbps 上り:14.13Mbps | 下り:70.54Mbps 上り:23.39Mbps | 下り:49.23Mbps 上り:7.3Mbps | 下り:71.83Mbps 上り:15.72Mbps |
| 夜 | 下り:48.38Mbps 上り:9.61Mbps | 下り:62.46Mbps 上り:12.33Mbps | 下り:77.58Mbps 上り:24.71Mbps | 下り:58.88Mbps 上り:7.98Mbps | 下り:34.47Mbps 上り:8.18Mbps |
| 深夜 | 下り:53.08Mbps 上り:12.84Mbps | 上り:86.67Mbps 下り:19.5Mbps | 下り:108.19Mbps 上り:27.19Mbps | 下り:102.51Mbps 上り:14.94Mbps | 下り:193.27Mbps 上り:15.47Mbps |
みんなのネット回線速度で見てみると、朝の通信速度が下り68.93Mbps 上り11.96Mbps出ているのに対し、昼には下り26.36Mbps 上り9.76Mbpsまで落ちます。
その他MVNOサービスと比較しすると、そこまで遅いわけではありませんが、お昼時間帯の利用がメインの方は大手キャリアの格安SIMサービスも含めて、他社の利用も検討してみることをおすすめします。
事務手数料とSIM発行手数料がかかる
IIJmioの契約には次のような初期費用がかかります。
| 内容 | 料金 |
|---|---|
| パッケージ価格/初期費用 | 3,300円 |
| SIMカード発行手数料 | タイプD:433.4円 タイプA:446,6,円 |
| eSIMプロファイル発行手数料 | タイプD:433.4円 タイプA:220円 データeSIM:220円 |
2026年1月21日まで、eSIMの新規申し込み時に限り、初期費用を1,100円割引するキャンペーンを開催しています。
しかしそれでも3,000円ほどの初期費用がかかってしまいます。
初期費用として支払った分を回収するためには、短期間での解約は避けなければなりません。
povoやahamo、楽天モバイルは登録時の事務手数料が無料ですので、初期費用と月額料金から総合的に判断しておくと後悔なく利用できるでしょう。
支払いがクレジットカードのみ
IIJmioの支払い方法はクレジットカードのみです。
口座振替や銀行振込が利用できないだけでなく、契約者以外の名義のクレジットカードも使えません。
つまり、クレジットカードを持っていない学生やシニア層は契約できないのです。
料金が安く子どもに持たせるのにちょうど良いサービスですが、保護者名義で契約しなければならず厄介な点がデメリットとして挙げられます。
また、口コミをみてみるとクレジットカードでもカードの種類によっては審査落ちする場合もあるようです。
公式サイトにて記載のある支払いに使えるクレジットカードは次の通りです。
・JCB
・VISA
・DC
・UC
・UFJ
・アメリカンエキスプレス
・マスター
・ダイナース
・SAISON
・イオンカード(イオンマーク)
・楽天カード
イオンカードや楽天カードなど年会費無料で作れるカードも含まれているので、審査落ちを防ぐために、登録にはこちらのカードを使用するようにしましょう。
低速モードにも速度制限がある
IIJmioでは、3日あたりの通信量が「366MB」を超えてしまうと、通信速度の制限を受けます。
この通信制限は、直近3日間の通信量が366MBを下回った翌日に解除されますが、期間中は快適にインターネットを使うのが難しいほどの通信速度となります。
通信規制の対象となるのは、次のプランです。
・ギガプラン
・mioモバイル(ミニマムスタートプラン、ライトスタートプラン、ファミリーシェアプラン)
・mioモバイルプラス(従量制プラン、エコプラン)
・mio IoT:(上り高速プランS、上り高速プランM、上り高速プランL)
IIJmioには最大速度が最大300kbpsまたは200kbpsになる代わりに、データ通信量が消費されずに通信できる「低速モード」があります。
速度を落として使うため、低速モードの時点で動画視聴も難しいレベルですが、こちらも直近3日間の通信量が366MBを超えると速度制限の対象となってしまうのです。
通信制限時の速度は非公開となっていますが、口コミを見てみるとSNSの閲覧すら難しいレベルであることが分かります。
対面でのサポートがない
IIJmioは、家電量販店などでの契約ができるものの、直営店がなく対面サポートが受けられません。
サポートは基本的にチャットか電話となるため、トラブルがあった際、スマホの扱いに慣れていない方では対処に時間がかかってしまうことがあります。
なお、契約については一部家電量販店やイオンなどでの相談が可能ですが、店舗により取り扱いが異なるため注意が必要です。
IIJmioの公式サイト内の店舗情報から、事前に確認しておくと安心です。
IIJmioの評判から分かった利用をおすすめする人・後悔する人
IIJmioの評判・口コミについて、公平な判断ができるように良いものも悪いものも紹介しました。
結果として、どのような人にIIJmioの利用がおすすめなのか、どのような人にはおすすめできないのかまとめました。
IIJmioの利用がおすすめな人
IIJmioの利用がおすすめな人は、次のような条件に当てはまる人です。
- 通信費を節約したい
- 家族の通信費を安くしたい
- 通話の利用頻度が高い
- ライフスタイルに合う無駄のないプランで契約したい
- サブ回線としてauまたはdocomoの回線を持っておきたい
- 端末を安く購入したい
- お昼の時間帯にはWiFi環境下にいたりインターネットを使わない
IIJImioの魅力はなんといっても料金の安い点です。
格安SIM業界でも最安値級に安く、5GBまでであれば1,000円以内での利用が可能です。
また、家族間でデータのシェアが可能なため、家計全体で通信費を安くしたい時にも役立ちますよ。
IIJmioはau回線とdocomo回線の2種類に対応しており、サブ回線としての利用もおすすめです。
auもdocomoも対象エリアは広いですが、場所によっては繋がりにくいこともあるので、備えとして持っておくと安心です。
IIJmioの利用で後悔する人
次の条件に当てはまるのが、IIJmioの利用で後悔する可能性がある人です。
- お昼の利用頻度が高い
- 初期費用を抑えたい
- 口座振替などクレジットカード以外で支払いたい
- スマホの扱いに自信がなく、対面サポートを受けたい
IIJmioは大手通信キャリアから回線を間借りしているMNVOサービスです。
利用者の多くなるお昼の時間帯や夜間になると、速度が遅くなる傾向にあります。
そのため、auやドコモ、ソフトバンクといった大手キャリアのような通信速度を求める人にはおすすめできません。
また、IIJmioは月額料金が安いものの初期費用がかかります。
一方でahamoやpovoはIIJmioと比べると月額料金が高いものの、初期費用はかからないため、一定期間使った場合の総支払額で比較してみるのも良いですね。
IIJmioの通信速度を他社と比較
IIJmioの契約後、後悔しないために他の格安SIMと比較することも大切です。
特にIIJmioは通信速度に関する口コミも多かったので、他社と比較した上で契約することが大切です。
そこでIIJmioと同じように人気の格安SIMサービスの通信速度をまとめました。
条件次第で速度は大きく変動しますが、公式サイトに記載のある速度は最高値で比較するのが難しいため、「みんなのネット回線速度」から実測値を調べてきました。
通信速度に加えて、料金や特徴なども一覧表にまとめましたので、ぜひ比較検討の際の材料にしてくださいね。
| IIJmio | mineo | 楽天モバイル | イオンモバイル | リンクスメイト | povo | UQモバイル | ahamo | LINEMO | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 速度 | 下り:58.61Mbps 上り:11.55Mbps | 下り:52.82Mbps 上り:13.93Mbps | 下り:77.23Mbps 上り:24.16Mbps | 下り:44.74Mbps 上り:10.52Mbps | 下り:79.61Mbps 上り:9.73Mbps | 下り:146.28Mbps 上り:22.85Mbps | 下り:114.92Mbps 上り:15.8Mbps | 下り:130.3Mbps 上り:13.34Mbps | 下り:107.99Mbps 上り:17.45Mbps |
| 月額料金 (通話+データの場合) | 850円〜 | 660円〜 | 1,078円〜 | 803円〜 | 517円〜 | 390円〜 | 3,828円〜 | 2,970円〜 | 990円〜 |
| 支払い方法 | クレジットカード | クレジットカード/口座振替(条件あり) | クレジットカード/口座振替/楽天ポイントの利用 | クレジットカード | クレジットカード/リンクスポイントの利用 | クレジットカード/あと払い(ペイディ)経由 | クレジットカード/口座振替 | クレジットカード/口座振替 | クレジットカード/口座振替 |
| 契約方法 | オンライン | オンライン/店舗 | オンライン/店舗 | オンライン/店舗 | オンライン | オンライン | オンライン/店舗 | オンライン/店舗(有料) | オンライン |
| 特徴 | ・料金が安い ・プラン選択の自由度が高い | ・プラン選択の自由度が高い ・データ量のシェアなど独自サービスが充実 | ・データ使用量により料金が自動変動する ・楽天ポイントが貯まる | ・家族でデータシェア可能 ・WAON POINTが貯まる | ・大容量プランが充実 ・ゲーム内特典がもらえる | ・基本月額料金無料 ・au回線の安定した通信 | ・実店舗サポートが充実 ・au回線の安定した通信 | ・シンプルで明瞭な料金体系 ・海外でそのまま使える | ・ソフトバンクの安定した通信 ・LINEアプリのデータ通信量ゼロ(一部を除く) |
やはり大手通信キャリアの提供する格安SIMと比較すると、IIJmioの通信速度は半分以下ほどです。
通信速度を重視するなら、povo、UQモバイル、ahamo、LINEMOといった大手キャリアによる格安SIMサービスが主な選択肢となります。
しかし、こうしたサービスは料金が高いため、通信速度よりも料金の安さを重視するのであれば、IIJmioのようなMVNOが主な候補となるでしょう。
その中でもプランの自由度で選ぶなら、IIJ mioやmineoの利用がおすすめです。
特徴も参考にしながら、ライフスタイルに合う格安SIMを探してみてくださいね。
IIJmioの評判に関するよくある質問
最後にIIJmioの評判に関するよくある質問を5つ紹介します。
・IIJmioはドコモ回線とau回線どちらが良いですか?
・IIJmioと日本通信SIMのどっちがいいですか?
・IIJmioはどこの国に本社がある会社ですか?
・IIjmioの未使用品の評判はどうですか?
・IIJmioの電波が悪い時はどうすれば良いですか?
気になる質問やまだ解決していない疑問のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
IIJmioはドコモ回線とau回線どちらが良いですか?
IIJmioではドコモ回線とau回線が選べますが、使用する場所によって繋がりやすさが異なるため、一概にどちらが良いとはいえません。
強いて言うなら、山間部や地方などでの利用頻度が高い方は基地局数の多いドコモ回線、5Gを利用したい場合にはau回線の利用がおすすめです。
IIJmioと日本通信SIMのどっちがいいですか?
IIJmioと日本通信SIMのどっちがいいか迷っている方のために、各社のサービス概要をまとめました。
| IIJmio | 日本通信SIM | |
|---|---|---|
| 月額基本料金 | ・通話+データ:850円〜 ・データのみ:440円〜 | ・1GB:290円 ・20GB:1,390円 ・50GB:2,178円 ・データのみ:1,200円 |
| 初期費用 | ・事務手数料:3,300円〜 ・SIMカード発行手数料:433円〜 ・eSIM発行手数料:220円〜 | 3,300円 |
| 通話料 | 11円/30秒 | 11円/30秒 |
| 支払い方法 | クレジットカード | クレジットカード/一部のデビットカード |
| 速度 | 下り:58.61Mbps 上り:11.55Mbps | 下り: 94.7Mbps 上り:13.75Mbps |
| 最低契約期間・違約金 | 課金開始日を含む月の末日まで | なし |
| 運営会社 | 株式会社インターネットイニシアティブ | 日本通信株式会社 |
| 特徴 | ・業界最安値級の安さ ・プラン選択の自由度が高い | ・低容量プランが安い ・通話オプションが充実 |
日本通信SIMは1GB290円のシンプルプランが非常に安いです。
しかし選択できるデータ量に幅があり、柔軟で細やかなプラン選択ができません。
より自分に合ったプラン内容で契約したいと考えるならIIJmioの利用がおすすめです。
日本通信SIMでは、月額390円で1回5分または月70分の通話が無料となる通話オプションが設けられています。
その他にもかけ放題オプションなどIIJmioよりも通話オプションが充実しているため、通話の利用頻度が高い方におすすめです。
また、最低契約期間や違約金もないため気軽に利用できる点もメリットの一つです。
IIJmioはどこの国に本社がある会社ですか?
IIJmioは株式会社インターネットイニシアティブという日本企業の提供する格安SIMサービスです。
企業の設立自体は1992年と歴史が深く、格安SIM事業についても2012年2月から10年以上の運営実績があります。
IIJmioの未使用品の評判はどうですか?
IIJmioで購入できる端末の中には中古品も含まれます。
中古品はメーカーの保証期間はないものの、IIJmio独自に利用開始日から30日間の保証を設けており、安心して利用できます。
そんなIIJmioの評判ですが、新品購入やフリマアプリで購入する場合と比べて料金の安い端末も多いため、コスパが良いという口コミが見られます。
しかし、中にはバッテリーの劣化した状態の端末もあるため、購入前にしっかりと確認しておくことが大切です。
IIJmioの電波が悪い時はどうすれば良いですか?
IIJmioの電波が悪い時には、まず端末の再起動を試してみましょう。
スマートフォンを長時間使用すると、キャッシュの蓄積によってパフォーマンスが低下する場合があります。
再起動することによりキャッシュがクリアされるため、電波が復活する可能性が高いです。
それでも改善しない場合には、モバイル通信や機内モードのオンオフを試してみましょう。
端末を操作しても変化がないのであれば、通信障害が起きていることも考えられます。
公式サイト内の障害情報をチェックし、特に問題がなければサポートセンターへ問い合わせてみてください。
まとめ
以上、IIJmioの評判を調査しました。
IIJmioは回線の混み合うお昼の時間帯に速度が落ちるものの、料金の安さが魅力です。
実際に利用している方の口コミも紹介しましたが、低速モードやバースト機能といったIIJmioならではの機能を使って、快適にアプリやサイトの利用を楽しんでいることが分かりました。
数ある格安SIMサービスの中でも最安値級に安いため、通信費を節約したい方におすすめです。
また通話オプションも充実していますので、インターネットだけでなく通話の利用頻度が高い方もお手頃な料金で利用できます。
IIJmioでは、最大3ヶ月間 データ増量や月額料金割引など、さらにお得に利用できるキャンペーンを実施していますので、ぜひこの機会に試してみてくださいね!
シンプルに安い
