アメリカでスマホやパソコンを使う上で、あると便利なのがeSIMです。
しかしeSIMは国内外様々な企業が提供しており、正直どれを選べば良いか分からないと感じている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えするとアメリカで使うeSIMにはトリファの利用がおすすめです。
トリファは非常にお手頃な料金で利用することができ、24時間日本語によるサポートが付いているため、初心者さんでも安心して使えます。
本記事ではトリファを含めて、アメリカでの利用におすすめのeSIMを紹介します。
利用者No.1の日本国産アプリ
アメリカでおすすめのeSIMとは
まずアメリカでの利用におすすめのeSIMとはどういったものなのか解説します。
eSIMとはスマホに内蔵されたSIMカードを使ったインターネット通信方法を意味します。
従来のインターネット通信は、物理的なSIMカードを差し込んで回線に接続していましたが、eSIMはカードの抜き差しが不要なのが特徴です。
プリペイドSIM・WiFiレンタルとの違い
アメリカでインターネットに接続する方法として、eSIMのほかにプリペイドSIMやWiFiレンタルといった方法もあります。
eSIMはもともと端末内に埋め込まれているSIMにインターネット経由で必要な情報を書き込みする仕様のため、SIM差し替えの手間がかからず、荷物にもならないといった特徴があります。
プリペイドSIMは、安定した通信環境と料金の安さが魅力ですが、SIMカード差し替えによる故障の可能性や紛失のリスクがあります。
WiFiレンタルは端末一つで複数のデバイスに接続できるため、複数人での使用すると料金を抑えられるものの、一人で使用した場合には料金が割高になってしまいます。
安全かつ安くアメリカでインターネットを使うには、eSIMの利用がおすすめです。
| eSIM | プリペイドSIM | WiFiレンタル | |
|---|---|---|---|
| 利用方法 | オンラインでの手続き | 物理的SIMカードを挿し込む | WiFiルーターをレンタルし、使用端末と繋ぐ |
| 通信品質 | 現地の回線を利用するため安定 | 現地の回線を利用するため安定 | 環境次第で不安定になりやすい |
| 料金相場（1日あたり） | 300円〜800円 | 300円〜600円 | 300円〜1,200円 |
| 利用までの日数 | 最短3分 | 3〜5日 | 2〜3日 |
アメリカでeSIMを使うメリット
アメリカでeSIMを使うメリットは5つあります。
・オンラインで手続きができる
・プランが豊富で料金が安い
・持ち運ぶ必要がないため荷物を減らせる
・紛失や故障のリスクがない
・現地の回線を使用しており通信が安定している
購入から利用開始までスマホ一つあれば完了するのがeSIM最大のメリットです。
中には最短3分で接続できるものもあり、事前購入し設定しておけば、現地到着後すぐにインターネットが使えます。
端末を受け取りに行ったり、差し替えを行う時間のロスがないのも嬉しいポイント。
また、現地の回線を使用するため高速通信が可能で、利便性に優れている点もeSIMの強みです。
気になるのが料金面ですが、eSIMは日数や使用するデータ量によって様々なプランが展開されており、格安プランも存在します。
ただし、短期利用向けのコスパの良いプランや長期利用で安いものなど、サービスごとに得意とするプランが違うので比較検討することが大切です。
アメリカでeSIMを使うデメリット
アメリカでeSIMを使うデメリットは3つあります。
・対応機種が限られる
・複数の端末で使えない
・電話回線が使えない
eSIMは比較的新しいインターネット接続方法であるため、すべての端末で利用できるわけではありません。
対応機種については後ほど詳しく解説しますが、iPhoneの場合iPhone XS/XR以降のモデルのみeSIMを利用できます。
お手持ちの端末が対応機種でない場合、残念ながらeSIMを設定することはできません。
また、eSIMは端末内に埋め込まれたSIMに情報を書き込んで使用するため、複数端末での利用ができないこともデメリットの一つとして挙げられます。
パソコンなど他端末をインターネットに接続する場合には、テザリングを使用するなどの方法を考えなければなりません。
そしてeSIMはデータ通信のみのプランが非常に多く、電話回線が使えない点にも注意が必要です。
アメリカでおすすめのeSIM7選
ここからはアメリカでおすすめのeSIMを紹介します。
まずは今回紹介する7社の概要を一覧表にまとめました。
日本語サポートについては、日本語対応「⚪︎」、翻訳での対応「△」として記載しています。
airaloはユーロ、Holaflyはドルでの料金表記ですので、それぞれ2025年11月時点のレートで日本円として計算しています。
| トリファ | SkyeSiM | eSIM square | World eSIM | airalo | Holafly | VOYAGEESIM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 料金 | 690円〜16,000円 | 240円〜43,800円 | 500円〜8,290円 | 250円〜13,024円 | 725円〜8429.47円 | 609.52円〜21864.41円 | 2,700円〜8,900円 |
| 日数 | 1日間〜60日間 | 1日間〜30日間 | 7日間〜30日間 | 1日間〜30日間 | 3日間〜30日間 | 1日間〜90日間 | 7日間〜30日間 |
| データ量 | 1GB〜無制限 | 500MB〜無制限 | 500MB〜30GB | 500MB〜無制限 | 1GB〜無制限 | 無制限 | 7GB〜30GB |
| 日本語対応サポート | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | △ | △ | ⚪︎ |
| 電話番号付きプラン | × | × | × | × | ⚪︎ | × | × |
アメリカで使えるeSIMは240円〜43,800円まで非常に幅が大きいです。
使用可能日数も最大で90日間まで選択できるので、ビジネスでも旅行でも使いやすいeSIMが揃っています。
低容量プランでなるべく安いものが良いと考えている方には、SkyeSIMやWorld eSIM、eSIM squareといったサービスがおすすめです。
長期滞在を考えている場合には、長期向けプランのお得なHolaflyやVOYAGEESIMを主な選択肢として検討してみましょう。
また、eSIMは基本的にアプリなどを用いて購入から設定まで行います。
端末の取り扱いに不安を感じる方は、日本語サポートのあるトリファやSkyeSiMなどを選んでおくと安心です。
トリファ｜利用者No.1の日本国産アプリ
| 料金 | 1GB（1日間）：690円〜 |
| 日数 | 1日間〜60日間を1日単位で選択可能 |
| データ量 | 1GB/3GB/5GB/10GB/20GB/30GB/80GB/無制限 |
| 日本語対応サポート | あり/チャット |
| 電話番号付きプラン | なし |
トリファは 国内「旅行用eSIMアプリ」のダウンロード数で、1位を獲得した実績のあるeSIMアプリです。
購入から設定までアプリ一つで完結する手軽さと、日本国産のeSIMアプリということで使いやすさの面で優れていることが理由として挙げられます。
手順に沿って手続きを進めれば、なんと最短3分で設定が可能です。
トリファでは、24時間年中無休の日本語での有人サポートを行なっています。
万一のトラブルの際も、時差を気にせずすぐに相談できるため、eSIM初心者さんにもおすすめです。
利用者No.1の日本国産アプリ
SkyeSiM｜低容量プラン充実で安い
| 料金 | 500MB（1日間）：240円〜 |
| 日数 | 1日間〜30日間を1日単位で選択可能 |
| データ量 | 500MB/1GB/3GB/無制限 |
| 日本語対応サポート | あり/メール・電話 |
| 電話番号付きプラン | なし |
データ量のあまり必要のない方や、とにかく安く済ませたい方におすすめなのがSkyeSiMです。
SkyeSiMなら、アメリカeSIM 500MB1日間を240円という驚きの料金で利用できます。
日数やデータ量は細かく設定できるので、使い方に合わせてピッタリなプランを契約できるのもメリットの一つです。
またSkyeSiMでは、利用開始時に専用のQRコードを用いて設定を行います。
アプリのダウンロードや事前設定不要で、アメリカでの快適なインターネット環境を整えられます。
低容量プランが充実
eSIM square｜空港での対面販売にも対応
| 料金 | 500MB（10日間）：500円〜 |
| 日数 | 7日間/10日間/15日間/30日間 |
| データ量 | 500MB/3GB/5GB/10GB/20GB/30GB |
| 日本語対応サポート | あり/チャット |
| 電話番号付きプラン | なし |
eSIM squareは、日本発の通信サービス会社「テレコムスクエア」が運営するeSIMサービスです。
日本のeSIMサービスですので、当然日本語でのサポートに対応しているのですが、eSIM squareは国内6つの空港に限り対面サポートが受けられるのが特徴です。
eSIMは基本的にオンラインでの購入となるため、このように対面サポートが受けられるのは非常に珍しいです。
そのため、設定に不安を感じる方におすすめのサービスです。
なお、アメリカeSIMは500円から販売されており、10日間以上のプランが充実しています。
長期滞在を予定しているのであれば、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
一部の空港で対面サポートあり！
World eSIM｜短期利用プランが安い
| 料金 | 500MB（10日間）：250円〜 |
| 日数 | 1日間/3日間/5日間/7日間/10日間/15日間/20日間/30日間 |
| データ量 | 500MB/1GB/3GB/5GB/10GB/20GB/30GB/50GB/無制限 |
| 日本語対応サポート | あり/Web・電話 |
| 電話番号付きプラン | なし |
World eSIMは、短期利用の料金が安いのが特徴です。
利用日数が3日間ほどであれば、今回紹介するeSIMの中でも特に安いです。
容量と日数の組み合わせが充実しているので、アメリカへの滞在目的や期間に応じた最適なプランが選びやすい点も魅力です。
また、専用アプリからならいつでも10%OFFとなるほか、購入後の設定やデータ利用量のチェック、領収書の発行といった一元管理が可能です。
なお、運営元は情報通信サービス事業などを展開する東証プライム上場企業ですので、日本語でのサポートが受けられます。
設定やトラブル時の対応に不安がある方も安心して利用できますね。
専用アプリで簡単設定！
airalo｜電話番号付き＆長期プランあり
| 料金 | 1GB（3日間）：725.12円〜 ※1ユーロ181.28円で算出 |
| 日数 | 3日間/5日間/7日間/10日間/15日間/30日間 |
| データ量 | 1GB/3GB/5GB/10GB/20GB/50GB/無制限 |
| 日本語対応サポート | あり/チャット ※翻訳機能による |
| 電話番号付きプラン | あり |
airaloは今回紹介するアメリカeSIMの中で、唯一電話番号付きプランのあるサービスです。
対象となるのは「Change＋」プランという一部プランに限りますが、ビジネスでの渡航など通話を利用する場面の多い方に適しています。
また、airaloは全体的に料金が安いため、コスパを重視して選びたい場合にもおすすめです。
価格帯や容量も幅広いため、自分の旅行スタイルに合わせて最適なプランを探すことができます。
購入や設定は専用アプリから行いますが、データ残量の確認や追加購入までアプリ内で簡単に済ませられる手軽さも、世界中で愛される理由として挙げられます。
電話番号付きプランあり
Holafly｜データ無制限を1日から
| 料金 | 無制限（1日間）：609.52円〜 ※1ドル156.29円で算出 |
| 日数 | 1日間〜90日間を1日単位で選択可能 |
| データ量 | 無制限 |
| 日本語対応サポート | あり/チャット ※翻訳機能による |
| 電話番号付きプラン | なし |
アメリカでデータ通信量を気にせずインターネットを使いたい方には、Holaflyの無制限プランがおすすめです。
Holaflyは無制限プランのみ取り扱っており、ややこしい料金プランに悩む必要がありません。
1日〜90日の期間であれば1日単位での購入が可能で、スケジュールに合わせやすい点も魅力です。
なお、Holaflyにはポイント制度があり、eSIMの購入やお友達紹介でHolaCoinsが貯まります。
貯まったコインは次回購入時に割引として利用できますので、海外渡航の機会が多い方にも適しています。
データ無制限プランに特化
VOYAGEESIM｜安心の返金制度
| 料金 | 7日間（1GB）：2,700円〜 |
| 日数 | 7日間/30日間 |
| データ量 | 7GB/30GB |
| 日本語対応サポート | あり/チャット |
| 電話番号付きプラン | なし |
VOYAGEESIMは、アメリカとカナダで使えるeSIMを販売しています。
アメリカだけでなくカナダも訪れる予定であれば、まとめて購入できるのが嬉しいですよね。
また、日本企業の提供するeSIMで、日本語でのサポートが充実しているといったメリットもあります。
チャットサポートは年中無休で対応してもらえるので、使いこなせるか不安に感じている方にもおすすめです。
どうしても対応機種や設定方法など利用方法が分からない場合には、初回に限り返金が受けられるため、eSIM初心者さんも安心して利用できます。
アメリカ＆カナダのセットプラン
アメリカでおすすめのeSIMを条件別に比較
アメリカでおすすめのeSIMはいくつもありますが、使い方やニーズによって最適なものは異なります。
そこで、アメリカでおすすめのeSIMを、
- データ無制限
- 料金が安い
- 電話番号付きプラン
という観点から比較してみましょう。
データ無制限
データ無制限のアメリカeSIMは次の5つです。
・トリファ
・SkyeSiM
・World eSIM
・airalo
・Holafly
データ無制限プランのあるアメリカeSIMの概要を以下にまとめました。
| トリファ | SkyeSiM | World eSIM | airalo | Holafly | |
|---|---|---|---|---|---|
| 無制限プランの料金 | 990円〜 | 531円〜 | 880円〜 | 1,494円〜 | 609円〜 |
| 日数 | 1日間〜60日間 | 1日間〜30日間 | 1日間〜30日間 | 3日間〜30日間 | 1日間〜90日間 |
| 特徴 | ・日本語サポートあり ・アプリが直感的に使いやすい | ・短期利用が安い ・1日単位での購入可能 | ・短期利用が安い ・アプリでの購入でいつでも10%オフ | ・長期利用が安い ・電話番号付きプランの展開あり | ・最大90日間の利用ができる ・1日単位での購入可能 |
いずれもデータ無制限が選択できるeSIMですが、特に力を入れているポイントが少しずつ異なります。
料金で見てみると、SkyeSiMやWorld eSIMは1日間〜5日間ほどの短期利用プランが安く、airaloやHolaflyは10日間以上の長期利用が安いです。
実際の滞在日数から、よりお手頃な料金で利用できるサービスを探すのも一つの手です。
しかし、airaloとHolaflyは海外企業によるeSIMですので、サポート面で不安を感じる場合にはトリファなど日本企業のeSIMを選んでおくと安心です。
料金が安い
続いて料金の安さで比較してみましょう。
今回紹介したアメリカで使えるeSIMを、最低料金が安い順に並べてみました。
| サービス名 | 最安料金 |
|---|---|
| SkyeSiM | 240円 |
| World eSIM | 250円 |
| eSIM square | 500円 |
| Holafly | 609円 |
| トリファ | 690円 |
| airalo | 725円 |
| VOYAGEESIM | 2,700円 |
最安値で比較してみると、500MBの低容量プランが豊富なSkyeSiMやWorld eSIMが、コストの面で優れていることが分かります。
電話番号付きプラン
電話番号付きプランがあるのはairaloのみとなります。
airaloには「Change＋」というプランがあり、こちらに契約すると国際通話に使用できる国番号 +1（米国）が付与されます。
アメリカに限らず、一般的にeSIMはデータ専用として販売されていることが多いです。
しかし、LINEやFacebookのMessengerといったアプリには通話機能が搭載されており、こうした無料通話アプリを使えば、海外でも無料通話が可能です。
アメリカでおすすめのeSIMを使用日数で比較
続いては、アメリカでおすすめのeSIMを使用日数で比較していきます。
1日間・5日間・7日間・10日間・30日間と日数別に、各eSIMの料金を一覧表にまとめました。
サービスごとに購入できる日数が異なるため、プラン展開のない場合には「ー」を入れています。
なお、こちらもairaloはユーロ、Holaflyはドルでの料金表記ですので、それぞれ2025年11月時点のレートで日本円として計算し、端数は切っています。
| トリファ | SkyeSiM | eSIM square | World eSIM | airalo | Holafly | VOYAGEESIM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日間 | 1GB：690円 無制限：990円 | 500MB：240円 1GB：520円 3GB：1,810円 無制限：531円 | ー | 500MB：445円 無制限：880円 | ー | 無制限：609円 | ー |
| 3日間 | 1GB：790円 3GB：1,760円 無制限：2,970円 | 500MB：830円 1GB：810円 3GB：4,860円 無制限：1,656円 | ー | 1GB：667円 無制限：1,780円 | 1GB：725円 3GB：1,450円 無制限：1,494円 | 無制限：1,829円 | ー |
| 7日間 | 3GB：1,960円 10GB：3,820円 無制限：5,990円 | 500MB：1,860円 1GB：1,520円 3GB：10,770円 無制限：3,839円 | 10GB：2,180円 | 3GB：1,554円 無制限：3,980円 | 3GB：1,540円 5GB：2,175円 10GB：3,625円 無制限：3,398円 | 無制限：4,268円 | 7GB：2,700円 |
| 10日間 | 3GB：2,110円 10GB：3,850円 無制限：7,990円 | 500MB：2,520円 1GB：2,520円 3GB：15,200円 無制限：4,945円 | 500MB：500円 5GB：2,195円 | 500MB：250円 5GB：2,072円 無制限：4,980円 | 無制限：4,283円 | 無制限：5,769円 | ー |
| 30日間 | 5GB：2,990円 20GB：5,000円 無制限：15,750円 | 500MB：7,050円 1GB：5,340円 3GB：43,800円 無制限：14,773円 | 20GB：5,016円 30GB：8,290円 | 30GB：8,510円 50GB：13,024円 | 3GB：1.540円 5GB：2,265円 10GB：3,806円 20GB：6,072円 50GB：6,797円 無制限：8,428円 | 無制限：11,711円 | 30GB：8,900円 |
このように日数別に比較してみると、使用日数ごとに料金相場が見えてきます。
また、SkyeSiMのようにギガ数指定のものよりも無制限の方が安くなる場合もあるため、契約時には注意が必要です。
それぞれ最安料金に赤色を付けたので、短期利用もしくは長期利用に適したeSIMを見つけやすくなっていますが、以下で詳しく解説します。
5日間ほどの短期利用
5日間ほどの短期利用の場合、SkyeSiMまたはWorld eSIMがおすすめです。
SkyeSiMとWorld eSIMは低容量プランが充実しているので、500MBプランで最小限まで料金を抑えたい方に適しています。
また、SkyeSiMは無制限プランについても短期利用なら比較的安く利用できます。
いずれのeSIMも日本企業が提供しているため、サポートの面での安心感が大きいことも魅力の一つです。
10日間以上の長期利用
10日間以上の長期利用の場合、airaloまたはトリファの利用がおすすめです。
airaloは30日間3GBの料金が最安であるほか、長期利用無制限プランがお手頃な料金で利用できるのも強みです。
データ量を気にせずいつでも快適に使える利便性とコスト面、どちらも諦めたくない方に適しています。
ただし、日本語でのサポートには対応しておらず、翻訳でのやり取りとなるため、不安な方は国産eSIMであるトリファの利用がおすすめです。
トリファはairaloと比べると料金は高いものの、24時間年中無休の有人チャットにて、いつでも日本語によるサポートが受けられます。
時差を気にせずいつでも相談できるため、料金の安さも重視しつつ安心安全に使いたい方や初めてeSIMを利用する方に最適です。
アメリカで利用するeSIMの選び方
「果たして自分はどのeSIMを選べば良いんだろう」と悩んだ時には、次のようなポイントを意識して選んでみましょう。
・利用目的や期間でデータ量を絞る
・料金の安さで比較する
・サポートの充実度を比較する
利用目的や期間でデータ量を絞る
アメリカで使用するeSIMを選ぶ際、利用目的や期間に合わせてデータ量をしっかりと決めておくことが大切です。
eSIMはサービスによって、データ量と使用期間が異なります。
データ量はたくさんあって困ることはありませんが、データ量が多くなると料金も高くなってしまうため、本当に必要な分だけを購入しておくことで、費用が抑えられます。
データ量が足りなくなった時が不安な方は、途中でデータ量の追加購入ができるeSIMにしておくことで、万が一の際も安心です。
動画視聴やウェブ会議への参加など、たくさんのデータ通信を使用する予定であれば、無制限のプランを選んでおくと安心感も大きいです。
料金の安さで比較する
使用するデータ量がある程度絞れたら、次はeSIMの料金を比較します。
同じデータ量、同じ使用期間でも、eSIMによって金額は様々です。
場合によっては、データ量が決まったプランよりも無制限プランの方が安くなることもあるため、比較の際には注意が必要です。
当然、安い方が良いと考えるかと思いますが、安いサービスの中にはサポートが手薄であったり、通信速度が遅かったりするものもあるため、安さだけで選ぶのは危険です。
また、eSIMは現地回線を使用するため通信速度で大きな違いはありませんが、アメリカは国土が広く、現地回線でも得意不得意なエリアが存在します。
サービスごとに提携している回線が違うために、場所によっては繋がりにくさを感じる可能性もあります。
公式サイトやSNSで口コミを参考にしながら、料金と内容が見合っているか判断するようにしましょう。
サポートの充実度を比較する
サポートは万が一の際にとても大切ですので、24時間日本語対応してくれるeSIMだと安心です。
特にアメリカとは15時間ほどの時差があるため、サポート対象外の時間にトラブルに見舞われると対応が遅れる可能性もあるためです。
サポートの充実度で考えると、言葉の壁がない日本企業のeSIMの方がおすすめです。
特に初めてeSIMを利用する場合には、日本語サポート対応のあるサービスを選んでおくと安心です。
しかし、海外eSIMの中にも翻訳機能を使って日本語でのやり取りができるものもあるので、英語が不安な方は翻訳の有無も確認しておきましょう。
アメリカでeSIMを利用する注意点
eSIMはWiFiレンタルなどと比べて、安価で手軽に使えるのが特徴です。
しかし、いくつか気をつけるべきポイントも存在します。
・eSIM対応のスマホでないと使えない
・一度スマホに設定したeSIMは他端末で使えない
・電話番号付きプランは選択肢が少ない
なぜこうした点に注意すべきなのか、以下で解説します。
eSIM対応のスマホでないと使えない
冒頭でもお話ししたように、eSIMは比較的新しいサービスであるため対応端末が限られます。
使用するスマホがeSIMに対応していないと、購入しても使うことができません。
さらに返品ができないeSIMも多いため、アメリカで使う予定の端末が対応しているか確認の上、使用できそうであれば購入するという流れにしておきましょう。
eSIM対応の有無はeSIMのアプリを使用したり、スマホを購入した代理店などで確認できます。
eSIM対応のスマホの一例を掲載しておきます。
| iOS | Galaxy | Google Pixel | Xperia |
|---|---|---|---|
| ・iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR ・iPhone 11シリーズ ・iPhone SE（第2世代） ・iPhone 12シリーズ ・iPhone13シリーズ ・iPhone 14シリーズ ・iPhone 15シリーズ ・iPhone 16シリーズ ・iPhone 17シリーズ | ・Galaxy S23、S23 Ultra ・Galaxy Z Fold4、Flip4 ・Galaxy A23 5G ・Galaxy A54 5G | ・Google Pixel 4、Google Pixel 4a、Google Pixel 4 XL ・Google Pixel 5、Google Pixel 5a ・Google Pixel 6、Google Pixel 6 Pro、Google Pixel 6a ・Google Pixel Fold ・Google Pixel 7、Google Pixel 7a、Google Pixel 7 Pro | ・Xperia 10 III Lite ・Xperia 1 IV、Xperia 5 IV、Xperia 10 IV ・Xperia 1 V、Xperia 10 V |
一度スマホに設定したeSIMは他端末で使えない
eSIMを一度設定した場合には、もう他のスマホや端末で使用することはできません。
SIMカードの場合には、カードの差し替えによってすぐに別の端末で使用することができますが、eSIMはデータ上で読み込んでいますので、他の端末に入れ替えることができないためです。
また一度使用したeSIMの、再発行もできません。
一度登録したeSIMを削除してしまっても、再度登録ができませんので、その点もご注意ください。
もし設定途中で何らかの不具合がでてしまった場合には、ご自身で他の端末で試したりはせず、サポートセンターなどの窓口にお問い合わせください。
電話番号付きプランは選択肢が少ない
eSIMは一般的にデータ専用として販売されており、電話番号付きプランは選択肢が非常に少ないです。
しかし、先ほどもお伝えしたようにLINEなど無料通話機能を備えたアプリを使えば、アプリ間通話は可能です。
レストランや施設の予約もネットで行えるところも多く、もし電話が必要でもホテルのフロントでお願いすれば対応してもらえるでしょう。
電話番号付きプランを意識しすぎて視野を狭めてしまうのはもったいないですので、絶対条件でない場合には選択肢を増やして検討してみてくださいね。
アメリカでeSIMを使う手順
アメリカでeSIMを使う手順を解説しておきます。
電話アプリで「*#06#」とダイヤルして「EID」が表示されるか確認する
購入するeSIMが決まったら、公式サイトやアプリから購入手続きを完了させましょう。
購入後、登録メールアドレス宛に届いたQRコードを読み取り、プロファイルをダウンロードします。
この際、インターネット通信が必要となるため、渡航前のWiFi環境が整っている中で済ませておくのがおすすめです。
なお、サービスによってはQRコードの読み取りを行わなくても、アプリ内で完結することができます。
eSIMによっては設定した段階で利用が開始されてしまう場合があるため、回線をオフにしておきます。
iOSでは設定アプリ、AndroidではQRコードスキャン後の画面から回線オフの設定が可能です。
日本出国時に日本で使用しているSIMをオフにしましょう。
設定アプリを開き、iOSでは「モバイル通信」、Androidでは「ネットワークとインターネット」で切り替えができます。
機内モードを使用して移動した後、アメリカに到着したら、機内モードをオフにしアメリカの回線への切り替えを行いましょう。
帰国後、STEP5と同じように日本の回線に戻しましょう。
eSIMは端末や物理SIMの返却や解約が不要な点がメリットでもあります。
eSIMを削除したら、全て完了です。
アメリカ eSIMに関するよくある質問
最後に、アメリカ eSIMに関するよくある質問を3つ紹介します。
・アメリカでeSIMを使うならどれがおすすめですか？
・アメリカeSIMは日本で購入した方が良いですか？
・アメリカeSIMは1週間でどれくらいのデータ量が必要ですか？
気になる質問があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
アメリカでeSIMを使うならどれがおすすめですか？
アメリカでおすすめのeSIMは、滞在日数やインターネットの使用頻度、重視したいポイントなど個々人により異なります。
例えば、
- データ量は最小限に料金を抑えたいなら「SkyeSiM」
- シンプルな料金体系だと嬉しい方には「Holafly」
- 日本語でのサポートがあると安心な場合には「トリファ」
というようにあなたに合ったeSIMを探すことが大切です。
本記事ではアメリカで使うeSIMに求める条件や、使用日数別におすすめのサービスを比較してきました。
そうした情報を参考にしながら、どれを使うべきか検討してみてくださいね。
アメリカeSIMは日本で購入したほうが良いですか？
アメリカeSIMは現地購入も可能ですが、日本での購入がおすすめです。
eSIMの設定にはインターネット環境が必要であることや、使い方が分からないと手間取ってしまう可能性があることが理由として挙げられます。
日本で購入から設定まで済ませておけば、到着後すぐにインターネットに接続でき便利です。
アメリカeSIMは1週間でどれくらいのデータ量が必要ですか？
アメリカeSIMは使い方次第ですが、1週間で5GB以上は必要です。
メッセージの送信など軽めの使用の場合には1日500MBほどで足りると言われています。
しかし、動画視聴やテザリング、ビデオ通話などデータ消費の大きいツールの使用頻度が高いと、あっという間に使い切ってしまうため、20GB以上（1日3GBほど）あると安心です。
移動時に欠かせないGoogleマップも、1時間使用すると5MB〜10MBほどの通信量となります。
現地でどのようなツールを使用するかを予想しつつ、どれくらいのデータ量が必要になるのか考えてみましょう。
まとめ
以上、アメリカでおすすめのeSIMを紹介しました。
一見、どれも同じに見えるeSIMですが、比較してみると滞在日数や使用するデータ量によっても料金が異なることが分かりました。
料金の安さを重視するならWorld eSIM、電話番号付きプランならairaloといった具合に、使い方に合わせたサービスを選ぶことが大切です。
eSIMの利用が初めてである方や英語でのやりとりに自信のない方は、トリファの利用がおすすめです。
トリファは国内における利用者数No.1の国産eSIMアプリです。
サポートが充実しており、アプリの操作もしやすいため、機械の扱いが苦手な方でも簡単に利用できます。
ぜひアメリカ渡航のお供に活用してみてくださいね。
利用者No.1の日本国産アプリ
