光回線の乗り換えはめんどくさい?手順・おすすめ乗り換え先

光回線 乗り換え

光回線の乗り換えってめんどくさい
光回線の乗り換えの手順がわからない

などの理由で、乗り換えたいけれどもどうしたらいいかわからなく、悩んでいる方も多いようです。

光回線は回線の開通工事を行うため、この工事や開通までの期間なども考えると、どうしてもめんどうに感じてしまいますよね。

ですが光回線の乗り換えは、話に聞くほどめんどうではなく、手順をしっかりと守って行えば、スムーズに進めることができます。

また乗り換え先にキャンペーンやそのほかの特典があれば、継続して光回線を利用し続けるよりもお得になるんです。

では光回線の乗り換えはなぜめんどくさいと言われているのか、理由から手順まで見ていきましょう!

目次

光回線の乗り換えはめんどくさいと言われる理由

光回線の乗り換えはめんどくさいと言われている理由として、まず乗り換え先を検討したり、解約手続き・申し込み手続きをしたりしなければならないという点があります。

さらに、乗り換えの種類によっても、やり方や確認事項が変わってくるという難しさがあります。
以下では、ケース別に「めんどくさい」と言われがちな理由をまとめています。

まずは、フレッツ光からコラボ光への乗り換えである、「転用」の場合の理由です。

  • 転用の場合、転用承諾番号の取得が必要
  • 転用承諾番号には有効期限がある
  • 転用承諾番号は15日間の期限がある

続いて、コラボ光同士での乗り換えである、「事業者変更」に関しての理由です。

  • 事業者変更の場合には、事業者変更承諾番号を取得しなければならない
  • 更新月以外に事業者変更を行うと「違約金」が発生
  • 事業者変更承諾番号は15日間の期限がある

最後に、独自回線などへの乗り換えである「回線新設」の場合の理由です。

  • 回線新設する場合には、解約と新規申し込みを同時に行う必要がある
  • 解約する回線の、回線撤去工事が必要になる場合も
  • 回線の開通工事も同時に発生する

上記の内容が光回線の乗り換えがめんどうだと言われている理由です。

しかしながら、事前にポイントを把握しておくことで、めんどうな流れにならないように手続きを事前に対策することができます。

また乗り換えがめんどうだと言われていますが、メリットもたくさんあり、光回線の継続では受けられないキャッシュバックや特典などが受け取れますので、月額料金もかなりお得になります。

上記の理由を解消することで、満足のいく光回線の乗り換えができるでしょう!

光回線の乗り換え手順

では続いて、光回線の乗り換え手順についてです。

光回線の乗り換えは、

  • 転用
  • 事業者変更
  • 回線新設

とあり、それぞれ流れが違ってきます。

ではそれぞれに合わせて詳しく見ていきましょう。

フレッツ光からコラボ光への乗り換えの場合(転用)

まずは「転用」と言われている、「フレッツ光からコラボ光への乗り換え」の場合についてです。

フレッツ光は全国でご利用いただける光回線で、コラボ光はそのフレッツ光の回線を利用して、サービス展開をしている光回線のことです。

転用をしても、回線自体の変更はないので、開通工事などは特に不要で乗り換えができます。

転用の流れとしては、

  • 転用承諾番号を、NTT東日本かNTT西日本から発行してもらう
  • 取得した転用承諾番号を期限内に、新しいコラボ光へ提示して申し込みを行う

上記の流れで、フレッツ光からコラボ光への乗り換えが完了します。

転用承諾番号の取得から行うことで、スムーズに進めることができますよ。

フレッツ光解約の際には、プロバイダの解約も忘れずに行いましょう。

コラボ光同士での乗り換えの場合(事業者変更)

続いて、コラボ光同士での乗り換えの場合ですが、こちらは「事業者変更」と言われています。

コラボ光からコラボ光への乗り換えですので、事業者は変更になりますが、光回線はどちらもフレッツ光の回線を使用していますので、回線に関しての変更がありません。

工事が不要ですので、こちらもスムーズに乗り換えが可能となっています。

流れとしては、

  • 事業者変更承諾番号を契約中の光コラボ回線事業者に発行してもらう
  • 取得した事業者変更承諾番号を、乗り換え先の光コラボに伝えて申し込む

この場合も、事業者変更承諾番号があれば、スムーズに手続きが進められます。

ただし、現在利用している光コラボの契約期間内であれば、解約の際に「違約金」が発生する可能性がありますので、この点についても確認しておきましょう。

回線新設の場合

では最後に、回線新設と言われている、現在ご利用されている光回線を解約して、新しい光回線を契約する方法の場合についてです。

「転用」と「事業者変更」の2つに当てはまらない場合が、この「回線新設」と言われています。

例として、「NURO光」や「auひかり」などの独自回線を使用している光回線への乗り換えの場合などを指しており、光回線の回線工事も必要になります。

新しく光回線を導入する場合も、回線新設となります。

回線新設の流れとしては、

  • ご希望の光回線事業者へ申し込みを行う
  • 光回線の開通工事をする
  • 工事完了後、利用中の光回線などがあれば解約をする

回線新設の場合には、光回線の開通工事は通常1ヶ月ほどではありますが、回線の種類によっては2ヶ月ほどかかってしまうこともあります。

この新規回線が繋がるまでの間に関して、どのように対処するべきか事前に考えておくとスムーズでしょう。

光回線を乗り換えるメリット

光回線の乗り換えをおすすめしましたが、では実際に乗り換えてどんなメリットがあるのでしょうか。

  • 月額料金が安くなる
  • 通信環境が安定する
  • キャッシュバックや特典を受けられる

上記の3点のメリットが挙げられますので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

月額料金が安くなる

光回線を乗り換える事で、毎月の月額料金が安くなる可能性があります。

月額料金は事業者によって異なり、それぞれ割引やキャッシュバックなども違ってきます。

光回線のサービス内容が同じでも、事業者によって料金が違いますので、思わぬ値下げになることも。

ご自身の条件に合う光回線だけでなく、それぞれ料金を比較することで、さらにお得にご利用いただける光回線を見つけることができますよ。

通信環境が安定する

光回線によって、実際の通信速度は違います。

回線の違いなどから、通信の混雑が少ない回線への乗り換えとなる場合がありますので、そうなると通信環境は現在の光回線よりも安定します。

コラボ光から独自回線の光回線への乗り換えでも、その通信環境の安定の変化を感じることができるでしょう。

キャッシュバックや特典を受けられる

乗り換える光回線によっては、キャッシュバックや乗り換え特典が受けられます。

事業者によって特典は違いますが、「最大◯ヶ月間無料」や、「◯円のキャッシュバック」などの大きな割引や特典を受け取ることができるんです。

また乗り換えとなると、元々利用していた光回線の「解約金」なども負担してくれるところがありますので、乗り換えだからこそ受け取ることができる特典があります。

これもまた、継続よりも光回線の乗り換えがお得だと言えるポイントですので、乗り換えをご検討されている方は、キャッシュバックや特典なども比較するといいでしょう。

光回線を乗り換えるデメリット・注意点

光回線は乗り換えがおすすめではありますが、実際に乗り換えを検討した際に、デメリットや注意点はどのような点があるのでしょうか。

  • 回線工事が必要な場合がある
  • 違約金が発生する場合がある
  • プロバイダのメールが使用できなくなる

デメリットとして、上記の3点があ挙げられます。

ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

回線工事が必要な場合がある

光回線の乗り換えの際には、回線工事が必要な場合があります。

転用原則回線工事は不要だが、通信速度の変更やプラン変更の場合に工事が必要
事業者変更原則回線工事は不要
回線新設光回線を新規で引き込むので、回線工事は必要

乗り換えの流れに応じて、回線工事が必要か必要でないかが変わってきます。

工事が必要になると、申し込みから開通まで1〜2ヶ月ほど時間がかかる場合もありますので、できるだけ早く乗り換えの手続きを進めておく方がおすすめです。

違約金が発生する場合がある

光回線の乗り換えでは、プロバイダの解約の際や、契約期間内での解約の際には、「違約金」が発生します。

どの方法で乗り換えても、現在使用している光回線の解約は必要になります。

契約更新の月などであれば、解約金や違約金が発生しませんが、それ以外になると解約のために料金を支払わないといけなくなってしまいます。

違約金については、乗り換え先の光回線に「乗り換えで違約金負担」などのキャンペーンが行われていれば、お支払いした違約金分のキャッシュバックを受け取ることができます。

乗り換えの際にはこの違約金に関しても考えておくと、無駄な支払いをせずに済むでしょう。

プロバイダのメールが使用できなくなる

現在使用している光回線を解約することで、プロバイダが変更となってしまえば、使用しているメールアドレスは使用できなくなります。

プロバイダメールは、プロバイダと契約しているからこそ使用できるメールアドレス。

もちろん解約となれば、ご利用いただけなくなります。

重要なメールが保存されていたり、プロバイダメールで大切なアカウントIDなどに使用している場合は、解約前に対策をしておくのがおすすめです。

登録のメールアドレスは変更、あらかじめ別のメールアドレスへの変更やフリーアドレスへのメール転送設定などを行っておくと安心です。

光回線の乗り換え先おすすめは?乗り換えキャンペーン一覧

こちらではわかりやすく、乗り換え先でおすすめな光回線について、乗り換えキャンペーンを一覧にまとめておきます。

乗り換え先の光回線を選ぶ際に、参考にしてみてくださいね。

光回線キャンペーン内容スマホセット割
ソフトバンク光・あんしん乗り換えキャンペーンで、満額還元
(最大100,000円)
・新規の方は40,000円キャッシュバック
・工事費実質無料
あり
(ソフトバンク・ワイモバイル)
auひかり・最大40,000円のauPayチャージでキャッシュバック
・最大159000円のキャッシュバック
・工事費用実質無料
あり
(au・UQ モバイル)
ビッグローブ光・最大40,000円の負担
・合計126,000円のキャッシュバック
・キャッシュバック増額クーポンあり
あり
(au・UQ モバイル)
NURO光・乗り換えは最大30,000円サポート
・最大2ヶ月間無料
・マンション48,000円、戸建て78,000円の現金キャッシュバック
・工事費用実質無料
あり
(ソフトバンク・ワイモバイル)
ドコモ光・最大116,000円の特典還元
・最大6ヶ月目まで月額料金500円
・ルーター無料レンタルあり
あり
(ドコモ)
GMOとくとくBB光・最大60,000円のキャッシュバック
・最大で112,000円のキャッシュバック
・ルーターレンタル無料
あり
(mineo)
JCOM光・最大40,000円キャッシュバック・WEB限定スタート割(月額料金の割引)
・10,000円キャッシュバック(一部のプラン)
あり
(JCOMモバイル)
@nifty光・最大103,250円分の特典
・ノジマ電気8%オフ
あり
(au・UQモバイル)
Rakuten光・最強おうちプログラムで、毎月1,000円割引と工事費無料・開通の初月無料
・楽天市場での買い物ポイントが+2倍
あり
(楽天モバイルで、毎月1,000ポイント付与)

キャンペーンは定期的に更新されます。

あらかじめ期限が指定されているものもありますので、詳しくは光回線事業者の公式サイトをご確認ください。

光回線乗り換えのおすすめタイミング

光回線の乗り換えのタイミングはとても大切です。

  • 基本料金が気になった時
  • 通信速度が気になった時
  • 引越しの際
  • 工事費などの分割料金が完了した時

上記の4点は、光回線の乗り換えを検討するいいタイミングと言われています。

ではそれぞれのタイミングについて、解説していきます!

基本料金が気になった時

現在利用している光回線の基本料金が気になってきたり、高いなと感じた場合には、乗り換えのタイミングです。

光回線によっては、契約期間の2年〜3年を過ぎると、月額料金の割引がなくなってしまい、料金が高くなってします場合があるのです。

特典やキャッシュバックも終了してしまった際には、乗り換えを検討することで、光回線の料金を抑えることができます。

乗り換え先を、「違約金負担」のある光回線にすることで、更新月を過ぎてしまっていても安心して乗り換え可能です。

また乗り換え後は、乗り換えた先の光回線でキャッシュバックや割引などの特典が受けられますので、月額料金が安くなります。

通信速度が気になった時

光回線の通信速度が遅いなと感じたり、通信速度が安定しないと感じた際にも、乗り換えを検討するタイミングです。

光回線の通信速度は、プロバイダや回線事業者との契約内容以外に、通信環境も影響してしまいます。

回線工事後は快適な通信速度であったとしても、接続しているスマホやその他の端末の劣化などで、どうしても速度が落ちてしまいます。

またWi-Fiルーターの劣化でも、通信速度は遅くなってしまいます。

現在の光回線を継続しながら機器を購入するのもいいですが、光回線の乗り換えをしていただくことで、Wi-Fiルーターも最新のものへ変更できます。

契約期間であれば機器は実質無料になりますので、長期利用を検討されているのであれば、乗り換えがお得でしょう。

引越しの際

引っ越しの際にも、光回線の乗り換えのタイミングには最適です。

現在使用している光回線が、引っ越し先でも快適に利用できるとは限りません。

また、引っ越し先で開通工事が再度必要になる可能性がありますが、この場合工事費の割引が適用されない場合があります。

このタイミングで光回線を乗り換えていただくと、引っ越し先での開通工事費は無料になり、さらにキャンペーンやキャッシュバックなどで月額料金も抑えることが可能です。

工事費などの分割料金が完了した時

現在契約している光回線の工事費やWi-Fi機器の分割が完了するタイミングでも、乗り換えがしやすいでしょう。

このタイミングですと、光回線の契約更新の月である可能性も高いので、解約金や端末代金の残りの支払いの必要なく乗り換え可能です。

もし、工事費などの支払い完了時期と、更新月が別である場合には、支払いが多くなる可能性が高い時期はやめておくのがおすすめ。

もしくは、乗り換え先を「解約違約金全額負担」などのキャンペーンがある事業所にしておくことで、解約の支払いを気にする事なく乗り換えできます。

よくある質問

では最後に、光回線の乗り換えに関して、よく見かける質問をまとめておきます。

  • 光回線は乗り換えたほうが安い?
  • 光回線を他社に変えるには何が必要?
  • 光回線の乗り換えは工事不要?

上記の3点の質問に関して、回答をまとめていますので、ぜひ参考にされてくださいね。

光回線は乗り換えたほうが安い?

光回線は、乗り換えた方が安くなります。

特に乗り換えのタイミングとしておすすめなのが、契約期間の満了月(契約更新)の際にすると、解約金などが発生することなく乗り換え可能です。

また乗り換えることで、

  • 乗り換え先のキャッシュバックが受けられる
  • 割引特典が適用される
  • 工事費などの負担がなくなる
  • 料金プランの見直しで、固定費が抑えられる

などのメリットがあります。

もちろん継続して利用する方が安心感はあると思います。

契約期間内は毎月の料金に割引が適用されていることがほとんどで、この期間を過ぎてしまうと、割引がなくなってしまい月額料金は高くなります。

ですが定期的に乗り換えることで、光回線の料金が抑えられ、結果的に固定費の削減にもなりますよ。

光回線を他社に変えるには何が必要?

光回線を他社に変えるには、現在利用している光回線の「事業者変更承諾番号」または「転用承諾番号」が必要です。

ただし、独自回線の光回線(NURO光・auひかりなど)への変更には、これらの番号は必要ありません。

光回線の乗り換えは工事不要?

光回線の乗り換えで工事不要の場合は、光コラボ同士での乗り換え、またはフレッツ光とコラボ光での乗り換えに関してのみです。

コラボ光とフレッツ光は、どちらも同じ回線を使用していますので、乗り換えの際に光回線の工事が必要ありません。

ただし新規解説や、独自回線からの乗り換え、または独自回線への乗り換えでは、回線工事が必要になります。

またコラボ光同士でも、通信速度を速いプランに変更する場合には、通常は工事が必要となりますのでご注意ください。

まとめ

本記事では、光回線の乗り換えに関して、手順やおすすめの乗り換え先をご紹介してきました。

光回線の乗り換えはめんどうだと感じている方が多いようですが、しっかりと手順を守れば、乗り換えもめんどうではありません。

むしろキャッシュバックやその他の特典などを受けることができますので、そのまま継続して光回線を使用しているよりも、料金が抑えられてお得にご利用いただけます。

現在使用している光回線が更新月でない場合には、更新月まで待つことで「違約金」などの支払いが必要ありません。

もしまだ契約期間内だけど乗り換えたいと考えている方は、乗り換え先を「違約金負担」のキャンペーンがあるサービスにすると、支払った違約金分のキャッシュバックが受けられますのでおすすめです。

ぜひ今の光回線よりも使いやすくお得になる、乗り換え先の回線を見つけてくださいね!

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