近年ではインターネットを利用する方法がいくつかあり、その中でも多くのかたに利用されているのが光回線とポケット型Wi-Fiです。では光回線とポケット型Wi-Fiは、なにがどのように違うかご存知でしょうか?
光回線とポケット型Wi-Fiを比較してみると、まずインターネットをつかうための回線が異なることがわかります。
さらにはプロバイダや使用する機器をはじめ、料金プランや使用感などにも違いがあるので、光回線とポケット型Wi-Fiはまったく別のサービスと言っても過言ではありません。
つまり同じインターネット環境を提供するサービスであっても、ユーザーの用途によっておすすめのサービスは違ってくるわけです。
そこで今回は“光回線とポケット型Wi-Fiの違いを比較”することで、どちらのサービスにどういったメリットがあるのかを知っていただき、自分がなにを契約すべきかハッキリさせましょう!
すでになんらかのインターネットサービスを契約されているかたも、当記事を最後までご覧いただければ、自分が望んでいる環境に契約しているサービスが適しているのか見極めることができます。さっそく読んでみてください!
- 光回線とポケット型Wi-Fiの違いについて
「インターネットに使用する回線が違う」 - 光回線を利用するメリット
「通信速度が速く安定している」 - 光回線を利用するデメリット
「開通には工事が必要になる」 - ポケット型Wi-Fiを利用するメリット
「申し込みから最短即日で利用できる」 - ポケット型Wi-Fiを利用するデメリット
「データ容量に制限がある可能性が高い」
インターネットに品質や安定感を求めるなら「光回線」を使うことをと強くおすすめします!もしすでに光回線を利用しているうえで、速度の遅さを感じているのであれば、乗り換えも視野にいれてみましょう。
光回線とは?

光回線とは「光信号をつかった高速インターネット回線」のことを指します。主に電柱をつたっている光ファイバーケーブルを宅内に引き込むことで、通信基地局と自宅を物理的に接続して通信をおこないます。
光回線は現存するインターネットサービスのなかでも、もっとも通信速度が速い回線で、一般家庭だけでなく多くのビジネスシーンでも活躍しているのが特徴です。
光回線を用いれば1つの回線契約で、宅内にある複数の通信機器をインターネットに接続することもできます。例えば家族複数人でネットを利用するご家庭や、1人で複数台のスマホやゲーム機をネットに繋ぐといったケースで本領を発揮します。
また、世の中では光回線のことをWi-Fiと呼ぶシーンも見られますが、光回線とWi-Fiは厳密には別物です。Wi-Fiはスマホやゲーム機といった機器からルーターまでの電波の名前で、光回線はルーターからサーバーまでの通信経路となります。
ちなみに光回線は単体でインターネットに接続することはできず、「プロバイダ(接続事業者)」をセットで契約するのが一般的です。光回線はインターネットへの経路、プロバイダはインターネットに接続する権利とおぼえておきましょう。
ポケット型Wi-Fiとは?

ポケット型Wi-Fiとは「モバイル回線をつかったインターネットサービス」のことを指します。通信にはスマホやタブレットが利用するモバイル回線をつかっているため、自宅だけでなく外出先でもインターネット通信が可能です。
ポケット型Wi-Fiにはいくつかの呼びかたが存在しており、「モバイルルーター」「モバイルWi-Fiルーター」「ポータブルWi-Fi」といった名称で呼ばれることもあります。名前こそ違いますが、どれも同じ意味なので特に機能的な違いはありません。
ポケット型Wi-Fiは、契約するサービスによって使用する回線が変わり、現状では5G回線をつかったサービスがもっとも通信速度が速いです。
台数に制限はありますがスマホやタブレットなど、複数の機器をインターネットに接続できる点は光回線と同じで、自宅と屋外のどちらでもネット環境が必要なかたが使用するのに適しています。
近年ではスマホ本体に「テザリング」と呼ばれる機能が追加されたことで、ポケット型Wi-Fiの出番がやや少なくなっている印象ですが、バッテリーやデータ容量を分けて利用できる点は十分な評価ポイントです。
光回線とポケット型Wi-Fiの違い

冒頭でも触れましたが光回線とポケット型Wi-Fiは、インターネットを使うという目的こそ同じですが、その仕組みや料金などはまったく異なります。
光回線はインターネットをつかうために光ファイバーケーブルの配線が必要なため、自宅などの決まったスペースでしかネットが利用できません。その代わりに通信は安定して高速なので、ネットの使用感は優れています。
一方でポケット型Wi-Fiはスマホと同じモバイル回線をつかって通信をするため、基本的には場所を選ばずにどこでもインターネットが可能です。ただし光回線ほど通信品質は高くなく、基本的には速度も劣ってしまいます。
そのため光回線とポケット型Wi-Fiは利用するユーザー層に大きな違いがあり、自分がインターネットになにを求めているかでサービスを選び分けることが重要です。
光回線とポケット型Wi-Fiの特徴を比較

光回線とポケット型Wi-Fiのおおまかな概要を一覧で比較してみました。
比較表 | 光回線 | ポケット型Wi-Fi |
---|---|---|
月額料金 | 戸建て:約5,000円 マンション:約4,000円 | 100GBで約3,000円 |
初期費用 | 約3,000円 | 約3,000円 |
端末代金 | 基本的に無料レンタル | 無料レンタルが多い |
最大通信速度 | 1Gbps〜20Gbps | 150Mbps〜3.9Gbps |
平均通信速度 | 下り:350Mbps 上り:250Mbps | 下り:40Mbps 上り:10Mbps |
データ容量 | 基本的に無制限 | およそ3GB〜100GB |
持ち運び | 不可 | 可能 |
対応エリア | 国内全域 | 国内全域 |
契約期間 | なし〜3年 | なし〜3年 |
解約違約金 | 0円〜10,000円 | 0円〜10,000円 |
基本的に月額基本料金についてはポケット型Wi-Fiのほうが安く利用できる傾向にあります。その代わりに通信速度については光回線のほうが優れた傾向にあるため、料金と使用感のどちらを選ぶかで、適切なサービスは異なるでしょう。
例えばインターネットを使うにしても簡単な調べものをしたり、SNSをチェックするだけならポケット型Wi-Fiでも十分に対応できます。
しかし動画を閲覧したり、オンラインゲームを楽しみたいといった目的であれば、ポケット型Wi-Fiだと通信速度やデータ容量不足になる可能性も否めません。
特にインターネットを複数人で利用したいと考えている場合、ポケット型Wi-Fiだとデータ容量を超過する可能性が高いので、できれば光回線を導入するのが得策です。
光回線とポケット型Wi-Fiの料金を比較
比較表 | 光回線 | ポケット型Wi-Fi |
---|---|---|
月額料金 | 戸建て:約5,000円 マンション:約4,000円 | 100GBで約3,000円 |
初期費用 | 約3,000円 | 約3,000円 |
端末代金 | 基本的に無料レンタル | 無料レンタルが多い |
光回線とポケット型Wi-Fiの料金を比較した場合、安価なのはポケット型Wi-Fiになります。もちろん契約するサービスによっては光回線よりも高いサービスがあったりするので、すべてが安いとは断言できません。
ただ多くのポケット型Wi-Fiは月額基本料金が4,000円以内に収まるので、データ使用量があまり多くないかたでコストを重視されるならポケット型Wi-Fiはおすすめです。
一方で光回線の料金も契約するサービスによって、ある程度の変動はあります。基本的には戸建てタイプのほうが1,000円〜1,500円ほど高い設定になっていますが、マンションタイプであればポケット型Wi-Fiと同程度の料金で利用できるでしょう。
総合的に判断するとポケット型Wi-Fiのほうが安価ではありますが、アパートやマンションといった集合住宅にお住まいであれば、光回線も安く契約できる可能性があるので、どちらにすべきか検討する余地はあります。
光回線とポケット型Wi-Fiの通信速度を比較
比較表 | 光回線 | ポケット型Wi-Fi |
---|---|---|
最大通信速度 | 1Gbps〜20Gbps | 150Mbps〜3.9Gbps |
平均通信速度 | 下り:350Mbps 上り:250Mbps | 下り:40Mbps 上り:10Mbps |
データ容量 | 基本的に無制限 | およそ3GB〜100GB |
光回線とポケット型Wi-Fiの通信速度を比較すると、どのようなシーンでも基本的に光回線のほうが優れた結果となります。
光回線はポケット型Wi-Fiのモバイル回線と違って、物理的にインターネット通信ができるため、通信速度の速さに優れるだけでなく安定感もあり総合的に優秀です。
上記の平均通信速度をご覧頂いても、数値に約10倍〜20倍ほど差があることがお分かりいただけるでしょう。
例えば平均通信速度の数値で1GBの動画をダウンロードするとして、光回線であれば理論上は2.9秒でダウンロードができますが、ポケット型Wi-Fiだと25.6秒もかかってしまいます。
さらに大容量のデータを取り扱うとなると、通信時間はより長くなるので、インターネットをストレスなく使いたいと考えているなら光回線がおすすめです。
光回線とポケット型Wi-Fiの対応エリアを比較
比較表 | 光回線 | ポケット型Wi-Fi |
---|---|---|
持ち運び | 不可 | 可能 |
対応エリア | 国内全域 | 国内全域 |
光回線とポケット型Wi-Fiの対応エリアについても比較してみましょう。基本的、どちらのサービスも国内全域で契約することは可能です。
ただし光回線については設置した場所でしか利用できないため、外出先でのインターネット利用には役立てられません。また契約する通信会社によっては非対応の地域や建物もあるので、契約時にエリア確認をしておきましょう。
一方でポケット型Wi-Fiは契約している通信会社の電波が入る場所であれば、どこでもインターネット接続が可能です。地下や山間部など電波が入りづらい場所もありますが、光回線よりも圧倒的に広範囲でネットが楽しめます。
光回線とポケット型Wi-Fiの契約期間や解約金を比較
比較表 | 光回線 | ポケット型Wi-Fi |
---|---|---|
契約期間 | なし〜3年 | なし〜3年 |
解約違約金 | 0円〜10,000円 | 0円〜10,000円 |
光回線とポケット型Wi-Fiの契約期間や解約金も比較してみましょう。といっても、契約期間や解約金は契約する通信会社によって差があるため、一概に比較はできません。
ただ全体を通して、光回線とポケット型Wi-Fiの契約期間や解約違約金のシステムは、ほとんど同じです。まず契約期間についてですが、どちらも契約期間がないサービスもあれば、契約期間を2〜3年で設定しているケースもあります。
解約違約金についても同じように、通信会社や契約年数によって違ってきますが、近年の法改正で解約違約金は利用料金1ヶ月分ほどに下げられているので、どのサービスを選んでも負担額は大幅にダウンしてることがほとんどです。
光回線を利用するメリット

ポケット型Wi-Fiと比較して光回線を利用するメリットをご紹介します。
【メリット①】通信速度が速い
光回線はなんといっても通信速度の速さに優れています。電波をつかったモバイル回線では困難な速度も、環境次第で簡単に出力できてしまうので、ネットをサクサク使いたいなら光回線一択といっても過言ではありません。
インターネット検索などの日常使いはもちろんのこと、遊びやビジネスでインターネットをつかうかたも多いでしょう。
例えば友人とのオンラインゲームや取引先とのオンライン会議など、インターネットが必要なシーンはかなり増えてきています。
自分のストレスを軽減させることはもちろんですが、相手方に迷惑をかけないためにも品質の高いネット環境は必要です。決してハイグレードな光回線でなくとも、十分に満足できるポテンシャルがあるので、一度は試してると良いでしょう☆
【メリット②】回線が安定している
光回線は光ファイバーケーブルをつかって光信号で通信をおこなうので、電波をつかって通信をおこなうポケット型Wi-Fiよりも接続が安定しています。
モバイル回線はインターネットの通信をすべて電波でおこなうため、環境によって接続が切れてしまう可能性もありますが、光回線であれば電波の妨害を受けることもありません。
仮にどれだけ通信速度が速かったとしても、インターネット接続が途切れてしまうのはストレスになってしまいますので、できるだけ確実にサクサクとネットを使いたいかたは光回線がおすすめです。
【メリット③】データ容量に制限がない
光回線は基本的にデータ容量が無制限なので、どれだけインターネットを利用しても速度制限になることはありません。仮に1日で100GBつかうようなことがあっても、特になにもペナルティはないので、使えば使うだけお得とも言えます。
近年では動画やゲームをダウンロードするために、膨大なデータ容量が必要になるので、無制限につかえる光回線は非常に心強いサービスです。
もちろん家族複数人でインターネットをガッツリ使っても問題ありませんので、データ容量を気にせずにインターネットを楽しみたいかたは光回線を選びましょう。
光回線を利用するデメリット

ポケット型Wi-Fiと比較して光回線を利用するデメリットをご紹介します。
【デメリット①】外出先ではつかえない
光回線は自宅やオフィスなど、建物内に限定したインターネットサービスなので、ポケット型Wi-Fiのように外出先で利用することはできません。
例えば外出先でインターネット環境が必要になった場合は、スマホのデータ通信やフリーWi-Fiを利用する必要があります。
毎日のように外出先で大容量のデータ通信をおこなっているというかたであれば不便ですが、軽い調べものやSNSをチェックするくらいであれば、スマホのデータ容量でも十分カバーできるでしょう。
【デメリット②】開通には工事と日数が必要
光回線を利用するには、光ファイバーケーブルの配線やONU(回線終端装置)と呼ばれる機器の設置工事が必要になります。
開通工事そのものは基本的に1〜2時間ほどで完了するのですが、工事は予約制となっており1〜2ヶ月ほど待つことは珍しくありません。そのためお急ぎのかたにとっては、すこしハードルになってくるポイントでもあります。
ただし工事の待ち期間は、契約先の通信会社や申し込みのタイミングによってことなるので、運がよければ2週間ほどで開通工事に来てもらえることも!
また、過去に光回線を契約していた住居であれば、設備の再利用が可能なので、開通工事そのものが不要になるケースもあります。
【デメリット③】地域や物件によっては契約できない
光回線にはいくつか種類がありますが、国内でもっとも広い地域をカバーしているNTTの光回線でも、人口カバー率は96.9%となっています。
つまり日本国内であってもサービスを利用できない地域が少数ながら存在しており、それらの地域では希望の光回線を利用することができません。
また地域としては光回線の導入が可能であっても、建物の構造上の問題で光回線の導入が困難な場合もあります。
しかしながら、都会から離れている郊外でも光回線の導入は進んでいるため、ほとんどのかたは契約できると考えて問題ないでしょう!
ポケット型Wi-Fiを利用するメリット

光回線と比較した場合のポケット型Wi-Fiのメリットをまとめました。
【メリット①】外出先でもネットがつかえる
ポケット型Wi-Fiの最大のメリットは、自宅などの屋内に加えて外出先でもインターネットが利用できる点です。
ポケット型Wi-Fiはスマホと同じモバイル回線をつかって通信をする仕組みなので、基本的に契約している通信会社の電波が届く範囲であればインターネットが使えます。
また、ポケット型Wi-Fiの性能にもよりますが、1台の契約で複数台のスマホやタブレットをインターネットに接続できるので、通信機器を多数お持ちのかたにもおすすめです。
【メリット②】申し込みから数日で利用可能
ポケット型Wi-Fiは基本的にSIMカードでの契約となるため、工事は不要で最短即日から利用を開始できます。
店頭申し込みであれば基本的に即日利用となり、インターネットの申し込みでも最短翌日から使い始められるので、とにかく導入がスピーディです。
急遽出張や旅行でインターネット環境が必要になったという場合でも、すぐに利用をはじめられるので、急いでいるかたでも即座にネット環境が用意できて安心です。
【メリット③】光回線よりも安く利用できる場合がある
ポケット型Wi-Fiの月額料金は、契約する通信会社やデータ容量にもよりますが2,000円〜5,000円ほどです。
さらにキャンペーンが適用されれば数百円は安く利用できるので、光回線よりコストを抑えられる可能性は高いといえるでしょう。
使いかた次第では光回線の半額ほどのコストで使い続けられるので、徹底的にコストを抑えたいと考えているかたは、ポケット型Wi-Fiのほうが適しています。
ポケット型Wi-Fiを利用するデメリット

光回線と比較した場合のポケット型Wi-Fiのデメリットをまとめました。
【デメリット①】光回線よりも速度は遅い
ポケット型Wi-Fiは光回線と比較すると、どうしても通信速度が遅くなってしまいます。こればかりは技術上しかたのない問題ですが、ポケット型Wi-Fiの通信速度だと映像関係のコンテンツは重く感じるかもしれません。
ただしポケット型Wi-Fiも5G回線に対応したものが増えてきており、利用する場所こそ選びますが、それなりに快適につかえるように進化はしています。
もしポケット型Wi-Fiで通信速度も気にされるかたは、契約予定のサービスの平均速度に注目して慎重に選ぶようにしましょう。
【デメリット②】データ容量に上限がある
ポケット型Wi-Fiには基本的にデータ容量の上限が設けられており、毎月使用可能なデータ容量が決められています。
もし決められたデータ容量を超過してしまうと、通信速度に制限がかかってしまうため、ポケット型Wi-Fiがいっきに不便に感じることでしょう。
データ容量の上限は契約する通信会社や料金プランによってことなりますが、最大でも100GBほどです。もちろん探せばさらに大容量のプランもありますが、そのぶん月額料金は高くなってしまうので注意しましょう。
【デメリット③】場所によっては圏外になる
ポケット型Wi-Fiはスマホと同じモバイル回線を使用しているので、地下深くや山間部など場所によっては圏外になってしまい、インターネットが利用できなくなる場合があります。
ただし、近年ではモバイル回線の基地局が増えたり、電波の範囲が拡大されるなどカバーされる地域が非常に増えました。
過去では圏外になってしまうようなシーンでも、現代ならインターネットがサクサクつかえるといった場面は増えているので、極端に人里離れた場所や遮蔽物のある場所などにいかなければ安心して大丈夫です。
どういう人なら光回線が必要?

光回線が必要な人の特徴は以下のとおりです。
- 高画質な動画を毎日視聴する
- 仕事や学校でリモートが多い
- 防犯カメラや定点カメラを使う
- スマート家電を複数台利用している
- データ容量の多い資料を送受信する
- オンラインゲームを頻繁にプレイする
- 家族複数人が同時にネットを利用する
- 配信者で動画撮影や編集にネットを使う
- ポケット型Wi-Fiの通信速度では満足できない
- ポケット型Wi-Fiの電波が届きにくい場所に住んでいる
光回線はさまざまなシーンで重宝するので、上記のようなケースに該当するかたは基本的に光回線を選んでおけば間違いありません。
特にインターネットの利用が多いかたや、家族複数人でインターネットをつかわれるご家庭なら、ポケット型Wi-Fiよりも光回線がおすすめです。
自宅で高速インターネットが使いたいなら光回線がおすすめ!

インターネットに対してとにかく通信速度を重視しているかたは、絶対に光回線がおすすめです。ポケット型Wi-Fiと比較しても数十倍の通信速度で利用可能な光回線は、あらゆるシーンでストレスを軽減してくれます。
例えばオンライン会議のようなビデオ通話でフリーズや遅延が起きることも減りますし、オンラインゲームでも接続がスムーズでゲーム進行が快適になります。
ほかにもデータのダウンロードが速くなったり、動画のストリーミングで止まることがなくなるなど、さまざまな恩恵を得られるので、基本的にインターネットの導入に迷ったら光回線がおすすめです。
光回線の契約先に迷ったらauひかりがおすすめ!
光回線サービスは非常に多くの種類があるため、どのサービスを選べばよいか迷ってしまうかたも多いです。もし契約するサービスに迷った場合は、「auひかり」「OCN インターネット」のいずれかを選びましょう。
auひかり | 内容 |
---|---|
運営会社 | KDDI株式会社 |
提供エリア | 日本全国 ※中部、関西、沖縄は戸建てタイプ提供外 |
月額料金 (戸建て) | ずっとギガ得プラン(3年) 1年目5,610円 2年目5,500円 3年目5,390円 ギガ得プラン(2年) 5,720円 ↓↓↓ auひかりの料金 |
月額料金 (マンション) | 4,180円 ※マンションによって設置されている機械が異なるため、 料金や最大通信速度にバラつきがあります。 |
高速通信プラン | 最大5Gbps →3年プランなら3年間無料で利用可能 最大10Gbps →3年プランなら月+858円で利用可能 ↓↓↓ auひかりの通信速度 |
最大通信速度 | 1Gbps〜10Gbps |
実質平均速度 | 下り:510Mbps 上り:526Mbps |
スマホ割 | au 毎月最大1.100円割引 UQモバイル 毎月最大1,100円割引 |
工事費 | マンション: 戸建て: → 実質無料 ↓↓↓ auひかりの工事費 |
契約期間 | ずっとギガ得プラン(3年) ギガ得プラン(2年) |
解約金 | 4,730円~16,500円 ※2022年7月以降に申し込んだ場合4,730円 ↓↓↓ auひかりの解約 |
撤去工事費 | ホームタイプ:31,680円 ※2022年7月以降に申し込みすると撤去は任意 |
キャッシュバック | 有 |
キャンペーン特典 | キャッシュバック 工事費相当額割引き au PAY残高チャージ ↓↓↓ auひかりのキャンペーン |
最大167,000円分キャッシュバック!
OCN インターネット | 内容 |
---|---|
運営会社 | NTTコミュニケーションズ |
提供エリア | 日本全国 |
最大速度 | 1Gbps or 10Gbps |
実質平均速度 (1ギガプラン) | 下り:295Mbps 上り:291Mbps ↓↓↓ OCN インターネットの通信速度 |
月額料金 (戸建て) | 1ギガ:5,720円 10ギガ:6,380円 |
月額料金 (マンション) | 1ギガ:4,400円 10ギガ:6,380円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
工事費用 | 22,000円 |
契約期間 | なし or 2年 |
契約解除料 | 1ギガ(戸建て):5,500円 1ギガ(マンション):4,180円 10ギガ:5,500円 ↓↓↓ OCN インターネットの解約金 |
キャッシュバック | 有 ↓↓↓ OCN インターネットのキャンペーン |
公式サイト | OCN インターネット公式サイト |
auひかりとOCN インターネットはどちらも通信速度が速く、なおかつ月額料金もリーズナブルな光回線サービスです。しかし、それぞれ使用している光回線の種類が違うため、地域によっては契約できない可能性があります。
例えばOCN インターネットは人口カバー率96.9%のNTT回線をつかっているサービスなので、ほとんどのエリアで契約することが可能です。
一方でauひかりについては自社の独自回線をつかってサービス提供をおこなっているため、OCN インターネットほど提供範囲は広くありません。
ただし独自回線をつかった光回線サービスは通信速度が特別速いので、速度重視のかたにおすすめです。
どういう人ならポケット型Wi-Fiが必要?

ポケット型Wi-Fiが必要な人の特徴は以下のとおりです。
- 月額料金を安く抑えたい
- 外出先でもネットを利用する
- フリーWi-Fiは使いたくない
- 出張や旅行先でネットを使いたい
- なるべく早く利用を開始したい
光回線と比べると必要に感じるかたは少ないかもしれませんが、ポケット型Wi-Fiは光回線にはない強みがあります。
特に外出先でもインターネットがつかえるというのは大きな武器で、ちょっとした外出から長期の旅行や出張までインターネット環境を提供してくれます。
光回線とは役割が大きくことなるので、光回線かポケット型Wi-Fiのどちらかを契約するという考えかただけでなく、両方のサービスを併用するというのもありですよ!
外出先でも気軽にWi-Fiが使いたいならポケット型Wi-Fiがおすすめ!

もし外出先でのインターネット利用を検討されているのであれば、ポケット型Wi-Fiはおすすめです。
スマホ単体やタブレット単体を利用するだけなら、本体に直接SIMカードを装着すればよいですが、SIMカードに非対応の機種や複数台の機器をインターネット接続するならポケット型Wi-Fiの出番です。
例えば喫茶店などで仕事をするさいに、パソコンとタブレットを同時にインターネットへ接続したいといった環境では、ポケット型Wi-Fiのような機器が役立ちます。
ほかにも友人と外出先でオンラインゲームをする場合など、ポケット型Wi-Fiの活用シーンは意外と多いです。屋外でのネット利用を視野にいれているなら、ぜひポケット型Wi-Fiを検討してみてください。
ポケット型Wi-Fiの契約先に迷ったらどこよりもWi-Fiがおすすめ!
ポケット型Wi-Fiにも多数の通信会社がありますが、もしサービスを迷っているなら「どこよりもWi-Fi」がおすすめです。どこよりもWi-Fiの概要は以下をご覧ください。
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | 株式会社Wiz |
提供エリア | 日本全国 |
使用回線 | ドコモ |
月額料金 | データ容量:20GB 1〜36ヶ月目:1,364円 37ヶ月目以降:844円 データ容量:50GB 1〜36ヶ月目:1,818円 37ヶ月目以降:1,318円 データ容量:100GB 1〜36ヶ月目:3,058円 37ヶ月目以降:2,508円 |
端末代金 | 19,800円 →36回分割:月額550円 |
最大通信速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
実質平均速度 | 下り:32Mbps 上り:17Mbps |
制限時の最大速度 | 128kbps |
5G対応 | × |
データ繰り越し | × |
海外対応 | × |
初期費用 | 3,300円 |
支払い方法 | クレジットカード |
契約期間 | 2年 |
違約金 | 2,508円 ※非課税 |
キャッシュバック | なし |
キャンペーン | なし |
光回線セット割 | なし |
スマホセット割 | なし |
どこよりもWi-Fiは100GBのデータ容量が業界最安値で利用できるコスパ最強のポケット型Wi-Fiです。その料金は脅威の月額3,058円で、しかも37ヶ月目以降は2,508円とさらに安くなります。
また100GB以外にも20GBや50GBのプランも用意されているので、データ容量が少なめでOKというかたは、さらに低価格でポケット型Wi-Fiが使えます。
だれでも手軽にポケット型Wi-Fiを導入できるうえに、解約時の負担額も大きくないので、お試しで使ってみたいかたにもおすすめです。
ほかのポケット型Wi-Fiも気になるというかたは、「ポケット型Wi-Fiおすすめ人気ランキング」のページが役立ちますよ☆
光回線とポケット型Wi-Fiの比較についてよくある質問
光回線とポケット型Wi-Fiの比較に関して、よくある質問をまとめておきました。基本的なことも含まれていますが、より詳しく互いのサービスの違いを知ることができますので、ぜひチェックしてみてください。
- 光回線とポケット型Wi-Fiはなにが違うの?
-
インターネットに接続するための回線やプロバイダが異なります。
光回線は名前にあるとおり、インターネットの通信に光を用いており、速度が速く安定しているのが特徴です。
一方でポケット型Wi-Fiはスマホやガラケーと同じ、3Gや4G回線をつかって通信をおこなうため、通信速度や安定感は環境によって異なります。
自宅で安定したネット環境を求めるなら光回線、外出先でもインターネットを使いたいならポケット型Wi-Fiを選びましょう。
- 光回線とポケット型Wi-Fiはどちらがおすすめですか?
-
ユーザーの用途によっておすすめのサービスは異なります。
光回線は持ち運びはできませんが、自宅などの決められた場所で安定したネット環境が利用できます。
対してポケット型Wi-Fiは電波状況によって通信速度などに変化はありますが、自宅だけでなく屋外でもインターネットの利用が可能です。
例えば自宅でオンラインゲームをプレイしたり、高画質の動画などを視聴するなら光回線、外出先でも随時インターネット環境が必要というかたはポケット型Wi-Fiを選ぶと良いでしょう。
- 光回線からポケット型Wi-Fiに乗り換えはできますか?
-
光回線からポケット型Wi-Fiに乗り換えることはできません。
基本的にはそれぞれ独立したサービスですので、個別で契約をする必要があります。
例えば今使っている光回線を解約して、ポケット型Wi-Fiを契約するといったことは可能ですが、特に乗り換えといった手続きはありません。
そのため必要であれば光回線とポケット型Wi-Fiを同時に契約して、併用することも可能です。
まとめ:光回線とポケット型Wi-Fiはニーズにあわせて使い分けよう!

今回は光回線とポケット型Wi-Fiの具体的な違いを比較してみました。料金や通信速度など要素ごとに情報を比較したことで、各サービスの違いを理解いただけたのではないかと思います。
ちなみに光回線は通信品質に特化したサービスで、ストレスなく快適にインターネットを使いたいかたにとって適しており、月額4,000円〜5,000円ほどで利用可能です。
一方でポケット型Wi-Fiはモバイル回線を利用したサービスで、国内の電波が入る地域であればどこでもインターネットがつかえ、月額料金は平均3,000円ほどになります。
タイプの異なる2つのインターネットサービスですので、それぞれのメリット・デメリットを比較して自分に適したサービスを選びましょう!